【涼宮ハルヒの憂鬱】都市伝説まとめ!キョンの妄想説・異世界人についても

涼宮ハルヒの憂鬱には、いくつかの都市伝説が存在します。代表的なものをいくつか紹介します。
小説やアニメのファンの間で広く知られており、興味深い議論を生み出しています。ただし、これらの説はあくまでもファンの創作であり、正式な設定ではありません。【涼宮ハルヒの憂鬱の都市伝説】キョンの妄想
目次(記事の内容)
涼宮ハルヒの世界は全てキョンの妄想?
ファンの間で「ハルヒの都市伝説」といえば真っ先に上がるのが「キョンの妄想説」ではないでしょうか?
キョンの妄想説の概要
- キョンは重度の引きこもり
- キョンは現実世界とは別に、妄想内でもう一つの世界を作る
- 妄想世界での住人・ハルヒたちからみると、キョンは現実世界の住人=異世界人となる
- ハルヒは妄想世界の住人であり、キョンが作り出したものでもあるため、ハルヒの望むものは全て妄想世界でそろえることができる
- 上記のような情報がファンの間で騒がれ始めたとたん、涼宮ハルヒシリーズの新刊は出てこなくなった…
キョン妄想説はネタバレだった?
当時の涼宮ハルヒの人気はすさまじく、ネット上でもコアなファンたちが作品の考察をしていました。
「キョンの妄想説」は涼宮ハルヒがどう結末を迎えるのか?にもつながる説だった上に、パタリと新刊が出なくなってしまったため
「作者が思い描いていた結末がバレてしまって、軌道修正のために新刊が出なくなったのでは?」
と言われています……というところまでが都市伝説です笑
実際のところは作者および関係者しか分からないところではありますが、2020年にまた新刊が出るので、今後の展開が楽しみですね!!
【涼宮ハルヒの憂鬱の都市伝説】異世界人はキョン?
異世界人とは誰なのか?
前述の「キョン妄想説」で「キョンは異世界人」という話から飛躍したように感じられます。
涼宮ハルヒの自己紹介「この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。」という言葉から
宇宙人=長門
未来人=みくる
超能力者=古泉
は確定していますが唯一確定されていないのが「異世界人」です。
異世界人=読者説
そこで、異世界人は誰なのか?
キョンなのか?はたまた新キャラなのか?といった議論もありましたが、その中の一つに
異世界人=読んでる私達
という説があります。
確かに!!
【涼宮ハルヒの憂鬱の都市伝説】朝倉の暴露
長門有希と朝倉涼子の戦闘シーンのセリフ
長門と朝倉が戦闘する場面で、朝倉が呪文のような言葉を発するシーンがあります。
朝倉のセリフを逆再生すると
「キョンくんのこと好きなんでしょ?わかってるって」
といっているというもの。
朝倉涼子のセリフを逆再生した動画
攻撃音で前半は聞き取りづらいのですが
「好きなんでしょ?分かってるって」は確かに聞こえます…!!
【涼宮ハルヒの憂鬱の都市伝説】謎の影
孤島症候群でハルヒが見た謎の影
「孤島症候群」でハルヒが謎の影をみる場面があります。
これは未来の長門有希であると言われています。
【涼宮ハルヒの憂鬱の都市伝説】みくるの正体は妹?
キョンの妹=朝比奈みくる説
実はキョンの妹と朝比奈みくるには多くの共通点があります。
- しぐさが似ている
- 「キョン君」と呼ぶ
- 髪色・目が似ている
しぐさに関しては、アニメ版でキョン妹がはさみを借りる際に見せた「てへっ」といったどうもすみませんでした的なしぐさを、みくる(大人バージョン)も見せる場面があります。
そして「キョン君」と呼ぶのも、妹と朝比奈みくるのみ。
原作小説では、キョンが「妹っぽい」というような描写も時折いれられています。
まるで俺の妹が浴衣着ているような雰囲気すら漂っていて
ウチの妹がそうであるように彼女の歩き方もどこか子供っぽい
【涼宮ハルヒの憂鬱の都市伝説】アニメのおかげで難問が解決した?
テレビアニメのおかげで数学の難問が解決された?
アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の第1期放送は、原作の順番を無視、ストーリーの時系列とも異なる順序で放送されました。
この出来事のおかげで「数学の難問」が解決に導かれたというものです。
結論からいうと、半分正解、半分間違っています。
「Haruhi Problem(ハルヒ問題)」
国内のファンだけでなく、海外のファンの間でもアニメ放送の順番が話題になり、海外の掲示板「4chan」では
アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』のエピソードの視聴順について
どのエピソード順に観るのがよいのか?
といった話題が取り扱われていたそうです。
そのなかから
「可能な限りの順序で全てのエピソードを観たい場合、最も少ない組み合わせは何通りになるのか?」
といった問題が提起され
「Haruhi Problem(ハルヒ問題)」
という問題にまで昇華、数学コミュニティでも議論されるようになりました。
数学の世界「最小超置換問題」
実は「ハルヒ問題」は、数学の世界では
「最小超置換問題」
と呼ばれる難問にあたる問題でした。
論文で提起されたのは1993年。
アニメ放送まで、25年以上かけてこの問題が解決されることはありませんでした。
しかし、4chanの数学フォーラムで、nを14とするハルヒ問題の解法をきっかけに証明が投稿されたことで、論文という形式ではないものの、最小超置換問題の解決の糸口となるのではと世界中の数学者から注目を集めました。
「最小超置換問題」のその後
マケット大学の数学者であるジェイ・パントーン氏は、当初この投稿の内容に懐疑的でしたが、この投稿を元にした論文(PDFファイル)を発表しています。パントーン氏によると、「涼宮ハルヒの憂鬱」のエピソードを全組合せで視聴するには少なくとも939億2423万411話のエピソードを見る必要があるとのこと。
また、コンピュータ科学者のロビン・ヒューストン氏は以前から最小超置換問題に取り組んでいた数学者で、ハルヒ問題を皮切りに数学の難問が解き明かされようとしていることについて「興味深い状況だ」と興奮しています。
引用元:https://gigazine.net/news/20181025-suzumiya-haruhi-superpermutation/
その後ですが、2018年に数学者が論文を発表。
最小超置換問題の解決の糸口になったものの、そこから一気に解決・証明へと至っていないようです。
ただ涼宮ハルヒシリーズの作品の中にはタイムリープはじめ、数学的なことが盛り込まれた内容もあるだけに、これは…!という話ですよね!
【涼宮ハルヒの憂鬱の都市伝説】ハレ晴れユカイの振り付け
ハルヒダンスで有名な「ハレ晴れユカイ」
アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』で一気にブレイクした「踊ってみた」の文化。
エンディング曲の「ハレ晴れユカイ」に合わせて、ハルヒたちSOS団5人がダンスするので通称「ハルヒダンス」ともいわれていたりします。
ハルヒダンスの振り付けはパクリ?
アニメのダンスの振り付けは一体誰が考えたのか?気になるところですが、「ハレ晴れユカイ」の振り付けは
Berryz工房の
「スッペシャルジェネレ~ション」
「ギャグ100回分愛してください」
などから引用?パクった?と言われています。
実際はどうなのか?
実際にBerryz工房のダンスを観ました!
個人的な意見ですが
「ギャグ100回分愛してください」7割に「スッペシャルジェネレ~ション」1割足して、2割で動きを大きくしたり関節をあまり曲げないように等アクティブにした
といった感じでした…
実は「ギャグ100回」の出だしの音や雰囲気が「ハレ晴れユカイ」に似てたので、曲を聞いた時に「ギャク100回」が既に頭にあったのかなあとも感じましたよ!
【涼宮ハルヒの憂鬱の都市伝説】3年B組金八先生でハルヒダンス?
3年B組金八先生ファイナルの1シーン
2011年3月27日に放送された『3年B組金八先生ファイナル』のドラマ内にて、高校生3人が学校の屋上で「ハレ晴れユカイ」のダンスを練習しているシーンが放送されたという。
都市伝説ではなく事実!
ドラマのかなり序盤の方(開始5~6分程度)で、3人の男子高校生(ちょっとだけオタクっぽい明るい高校生)が歌いながらハルヒダンスを練習しています。
そこに不良少年がやってきたのに気づいた一人が気まずそうに音楽をストップ。
「きもいんだよ、てめぇら」
と言われてしまい、3人で目線を送り合って無言で立ち去ります。
【涼宮ハルヒの憂鬱の都市伝説】事故の予言?
声優・平野綾の自動車事故と新作書下ろし短編の刊行
2018年9月21日、涼宮ハルヒ役の声優・平野綾さんが自動車での追突事故を起こしてしまいました。
当時の事故の内容は次の通りです。
9月21日、東京都港区南青山の路上で車を運転していた平野が、信号待ちで止まっていた車に追突。追突した車の運転手および平野にケガはなかった。現在、警視庁は平野の前方不注意が事故の原因とみて、事故の状況を調べている。
この時、約5年ぶりにハルヒの新作書下ろし短編が刊行されることが発表されていたので、平野綾さんの事故はより注目をあつめました。
時系列でいうと
9月21日 事故
9月25日 新作書下ろし短編が刊行
9月26日 事故の報道
という流れでした。
『ハルヒ』シリーズの楽曲が事故を暗示していた?
アニメ版の『涼宮ハルヒの憂鬱』の歴代のOPおよびED曲を並べると
『冒険でしょでしょ?』
『Super Driver』
『ハレ晴レユカイ』
『止マレ!』
の計4曲。
それぞれをつなぎ合わせると、
「ハレ晴レユカイ→Super Driver→止マレ!→冒険でしょでしょ?」
となるため、
平野綾さんが危険運転を行ったことにより運転する車が猛スピードで突進する現場を表現したような文章が作れてしまう。
「これは事故の予言だったのでは?」
というもの。
正直いって、ちょっと無理あるなあという感じはします^^;
もともとは涼宮ハルヒの行動力や性格を示すような楽曲であるのはファンも承知かと思うので…でもしかし…と思わずにはいられない、平野綾さんの事故でしたね…。無事で本当になによりでした…。