薬屋のひとりごと翠苓の正体は？その後や子翠との関係も

人気作品『薬屋のひとりごと』の登場人物の一人、翠苓（すいれい）。

中祀（ちゅうし）という儀式中、何の前触れもなく、吊り下げられた柱が崩れ落ち、壬氏への狙撃事件が発生。この出来事は偶然ではなく、祈祷中の壬氏を標的にした計画的な暗殺であった。その暗殺の陰には官女・翠苓が関与していた。

事件の直後、翠苓は自害するが、後に生き返り、その後の消息は闇に包まれている。

翠苓の正体や目的、そして彼女がその後死亡するかどうかについての謎についてまとめました。

 

薬屋のひとりごと翠苓(すいれい)の正体は？子翠との関係は？

 

先帝の孫

翠苓（すいれい）は、先帝の孫である。

先帝は現皇帝の父で、物語が始まる前の約5年前に亡くなった人物である。

当時の皇太后は事実上操り人形とされた先帝で、その評判は暗愚であった。

先帝は特に大人の女性から恐れられており、彼の興味は幼い妃にしか向けられていなかった。

翠苓の母親は先帝と宮廷の侍女の間に生まれた子供

当時の時代では去勢は必須ではなかったが、医官との不義により女官が女児を出産した。

この女児は大宝（タイホウ）と名付けられ、後に子昌の妻となる神美（シェンメイ）に仕えることになった。

しかし、先帝が幼い女性に執着していたため、神美ではなく、まだ幼かった大宝に手を出すこととなった。

大宝は公主を産むが、先帝はこれを認知せず、生まれた子を子昌に託す。

その後、子昌と先帝の子供として生まれたのが翠苓である。

翠苓の父親は子昌

翠苓の父親は子昌であり、子昌は宮廷で高官として知られており、「狸（たぬき）」とも呼ばれた。

彼は先帝時代に先の皇太后（女帝）からの好意を受けていた。

翠苓と子昌の関係は、彼が翠苓の父親であることに由来している。

 

子翠（楼蘭妃）との関係は異母姉

翠苓は子翠（楼蘭妃）の異母姉である。

子翠は後宮に入る前に楼蘭（ロウラン）妃と入れ替わった妃であり、先帝時代に先の皇太后（女帝）に気に入られた子昌を父に持っていた。

彼女の母親は先帝の上級妃である神美（シェンメイ）であり、両者は共に子昌を父に持つため、異母姉妹の関係にある。

 

薬の知識が豊富

翠苓は幼少期から神美に虐待され、精神的に支配された。

彼女は薬の知識が豊富で、蘇りの薬を調合することができた。

この薬の知識は、先帝の後宮の医官から教わったものであった。

翠苓は後宮内で薬草を育て、薬の研究を行っていた。

壬氏暗殺未遂事件の後、翠苓は自殺し、その後蘇りの薬を使って復活し、火葬される前に姿を消した。

また、猫猫も蘇りの薬に大きな興味を抱いていた。

 

翠苓のその後は？死亡する？

宦官として再び後宮に紛れ込んだ

壬氏暗殺未遂事件からしばらくして、約30人の宦官が後宮に連れてこられる。

これらの宦官は奴隷として異民族に捕らえられていたが、翠苓もその中に紛れ込んでいた。

彼女は身長が高く、低い声をしていたため、男として認識されなかった。

翠苓は宦官として再び後宮に入り込み、その美貌は女官たちの間で話題となった。

また、彼女は子一族のために諜報活動を行うために後宮に戻ったと考えられている。

翠苓は死亡しない

翠苓は死亡することはありませんでした。

小説の4巻において、子一族が謀反を起こすことになりました。

翠苓は子一族のために諜報活動を行っており、そのため処刑される可能性が高かったと思われました。

しかし、実際には彼女は生き残りました。

猫猫を拉致する

翠苓は猫猫を拉致し、後宮内の秘密の通路を通って子一族の領地へ連れて行きました。彼女は子翠（楼蘮妃）も一緒に連れて行きました。

猫猫は子一族の領地で祭りに参加し、その後、山中の砦に連れて行かれました。子一族の領地では蘇りの薬の研究や、西の特使・姶良（アイラ）を通じて調達した飛発の製造などが行われていました。

壬氏率いる禁軍が砦を落とす

壬氏が猫猫の行方を追い、子一族の謀反を知ると、禁軍を率いて子一族が立てこもる砦に向かいます。猫猫の父親である羅漢も同行しました。

禁軍は夜襲を仕掛け、砦を制圧し、子昌を殺しました。翠苓は禁軍に拘束されましたが、胸を撃たれた子翠（楼蘮妃）は砦の屋上から飛び降り、その後の行方が不明となりました。猫猫は無事に保護されました。

猫猫は子翠から、蘇りの薬によって一度は死んだ子一族の子供たちを復活させる役割を託されていました。

翠苓処罰を受けなかった

翠苓は謀反に関与していたにもかかわらず、処罰を受けなかった理由は、情状酌量があったからです。

翠苓は先帝の孫であり、彼女がかわいそうな境遇で生まれたことも考慮されたためです。

壬氏としても、彼女を処分することは難しかったでしょう。小説には「翠苓には監視が付けられた」との記述がありますが、それ以上の詳細は不明です。

翠苓は後宮に留まることもできず、国内に住むことも難しかったため、国外に追放された可能性が高いでしょう。

なお、砦で追い詰められた神美は、飛発を発射しましたが、暴発によりその場で死亡したとされています。

 

 

＼薬屋のひとりごと　そのほかお得にアニメ楽しむなら！／

U-NEXTがオススメです！