『ジョジョの奇妙な冒険』第3部に登場するイギーは、単なる犬ではなく、重要な助っ人としての役割を果たします。イギーは『愚者(ザ・フール)』というタロットカードにちなんだスタンド能力を持つスタンド使いです。そのユニークな能力と個性的なキャラクターで、多くのファンに愛されています。
イギーの犬種に関する興味も大きく、「一体何の犬種なのか?」という疑問がしばしば話題に上がります。今回はそんなイギーの犬種や彼の特徴について詳しく解説していきます。
イギーのプロフィールと活躍
イギーの登場背景
イギーは、ジョジョの奇妙な冒険第三部「スターダストクルセイダーズ」で登場する独特なスタンド使いの犬です。彼の物語は、主人公空条承太郎たちがエジプトに到着した際にスピードワゴン財団からの助っ人として送り込まれることから始まります。
イギーの過去と性格
もともと血統書付きの飼い犬であったイギーは、人間を見下す性格が災いして野良犬へと転落。その後、ニューヨークの野良犬のボスとして君臨し、アヴドゥルに発見されスピードワゴン財団に保護されました。彼は人間に従うことを嫌い、常に自由を求める性格をしています。
イギーのスタンド能力
イギーのスタンド「愚者(ザ・フール)」は砂を操る能力を持ち、その形状は変幻自在です。通常は犬の姿をしていますが、翼を生やしたり人の形になることも可能です。また、砂で攻撃することができ、防御面でも非常に優れています。
イギーの活躍と最期
イギーはディオの館での激戦において重要な役割を果たします。特に、犬好きの少年を救うためにヴァニラ・アイスとの戦いに身を投じ、勇敢に戦いました。最終的にはポルナレフと共にヴァニラ・アイスを撃破するも、その戦いで受けた傷が致命傷となり、アヴドゥルと共にこの世を去ることになります。
イギーの物語は、彼の個性的なキャラクターとスタンド能力によって「ジョジョの奇妙な冒険」の中でも特に印象深いものとなっています。
イギーの犬種紹介:ボストンテリアとその特徴
ジョジョの奇妙な冒険第3部に登場するイギーは、犬種として「ボストンテリア」に属します。
出身はニューヨーク
イギーの出身はニューヨークで、体高は約33.3cmとされており、その体色や体型はボストンテリア特有の特徴をよく表しています。
初登場はブルドックに似ていた
初登場時はブルドックに近い容貌でしたが、物語が進むにつれて徐々にボストンテリアらしい特徴が強調されるようになりました。ボストンテリアはその愛らしい外見とは裏腹に、非常に活動的で遊び好きな性格を持っています。また、飼い主に対する忠誠心が高く、従順な性格が一般的ですが、イギーの場合はその点で大きな違いが見られます。
イギーの名前の秘密
イギーという名前の背景
『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラクターには、しばしば著名な人物や文化的な参照が隠されていることで知られています。その中の一つ、イギーも例外ではありません。
名前の由来
イギーの名前は、アメリカの著名なロックミュージシャンから取られています。具体的には、ジェームズ・ニューエル・オスターバーグ・ジュニア、通称「イギー・ポップ」がモデルです。彼のワイルドで自由奔放なステージパフォーマンスは、イギーのキャラクターにも影響を与えていると考えられます。
イギーの好物:コーヒー味のチューイングガム
『ジョジョの奇妙な冒険』第3部に登場するイギーの好物は、なんとコーヒー味のチューイングガムです。このガムに対する愛情は強く、イギーが箱ごとガムを味わうシーンはファンにとって非常に印象的で愛らしいものです。
しかし、残念ながらこのコーヒー味のチューイングガムはもはや市場には出回っていません。かつて日本では1963年から1990年にかけて、ロッテ社から「コーヒーガム」として販売されていましたが、現在は生産終了となっています。
イギーが現代にいたら、おそらくこのガムの消失をとても残念がるでしょう。ファンとしては、イギーのためにも、あの懐かしのコーヒーガムが再び店頭に並ぶ日を夢見るかもしれません。
まとめ
キャラクター紹介
イギーは『ジョジョの奇妙な冒険』第三部に登場するユニークなスタンド使いの犬です。空条承太郎たちのグループに助っ人として加わり、独特の存在感を放っています。
犬種について
彼の犬種はボストンテリアで、その愛くるしい外見とは裏腹に、かなりの頑固者です。
名前の由来
イギーの名前はアメリカの伝説的ロックミュージシャン、「イギー・ポップ」から取られています。彼の名は、その独創的なパフォーマンスからインスピレーションを得ているとされています。
好物
イギーの好物はコーヒー味のチューイングガムですが、かつて日本で愛されたこのガムは現在は市場から姿を消しています。