ドラゴンボールシリーズ後半で活躍する占いババは、占い以外にも多彩な能力を持つキャラクターです。今回は彼女の正体について考察します。彼女の本名や実態、そして作中での生死状況などに迫ります!
占いババとは?本名と正体
占いババは、砂漠のオアシスに佇む占い師です。水晶玉に浮かびながら、真っ黒のワンピースとトンガリ帽で装い、魔女のような雰囲気を醸し出しています。
彼女の占いは絶大な信頼を得ていますが、その代償はなんと1000万ゼニー。この高額な料金は一部の大富豪以外は支払えないため、支払えない場合は自ら用意した5人の強者との戦いに挑むことになります。
実は、占いババは格闘観戦が趣味。そんな彼女のもとを訪れた悟空たちも、彼女が選んだ5人の戦士との戦いに挑むことになります。
謎の占い師:名前のない存在
作中では、最後まで名前が判明しないキャラクターが何人か存在します。
その中には、占いババも含まれます。
彼女の場合、”占いババ”というのはあくまであだ名であり、本当の名前は一度も明かされませんでした。
悟空が初めて彼女に会ったとき、「おめぇがうれないババか?変な名前だなぁ」とアダ名をすら間違えて呼んでいます。
占いババの正体:亀仙人の姉
ドラゴンボールの1つが見つからず、途方に暮れる中、情報を提供してくれたのはなんと亀仙人でした。
彼がその情報を知っていたのは、なんと亀仙人と占いババが実は兄妹だからです。
途中で、彼らの間にこんなやり取りもありました。
「姉ちゃん、お金おくれよ〜」と亀仙人が甘える場面ですらあります。
しかし、占いババは「冗談じゃないわ、働きなさい!」と一蹴しました。
屋外の競技場から「悪魔の便所」と呼ばれる屋内競技場に移ったとき、その異様な環境と、死に至る毒沼にブルマが驚き、「姉は悪趣味、弟はスケベ、サイテイのきょうだいね!」と亀仙人がつぶやいていました。
占いババの秘めたる力:透視能力
占いババの最も特筆すべき能力は、先ほども述べた通り、どんな占いでも100%的中させることです。
彼女は水晶玉に手をかざしながら、呪文のような言葉を唱え、占いたいことや探し物を水晶玉に映し出します。
その能力は占いというよりも、超能力に近いものですね。
彼女は予知能力も持ち合わせており、悟空がドラゴンボールの場所を知るために宮殿にやってくることを予見していました。
悟空が戦いを終え、ドラゴンボールを探しに向かった後、「あいつはやがてこの世界を救ってくれるのじゃ」と彼女は語りました。
その言葉通り、悟空は後に「ピッコロ大魔王」を打ち倒し、世界を救うことに成功します。
占いババの謎めいた年齢と若き日
亀仙人の姉である占いババの年齢は一体どれくらいなのでしょうか?
亀仙人が初登場したときの年齢は319歳ですが、占いババの詳しい年齢は明らかにされていません。ただ、おおよそ500歳以上と推定されています。
亀仙人よりも180歳以上年上というのは、数字だけでもなんだか奇妙ですね(笑)。
二人とも不老不死の薬を飲んでいると思われますが、彼らの両親はどんな人々だったのでしょうか。
不老不死の薬を飲んで占いババを産んだのが約180年前で、その後亀仙人が生まれたということになります。
親の姿が気になりますね(笑)。
また、占いババの若い頃についても興味深いですが、500年前から占いを始めたということ以外には詳細な情報がありません。
占いババの不滅の存在:ドラゴンボール考察
占いババは、透視や予知能力に加えて、一日だけ死者をこの世に呼び戻す力を持っています。
作中で最初に呼び戻したのは、悟空の祖父である孫悟飯でした。
「魔人ブウ編」では悟空とベジータ、「宇宙サバイバル編」ではフリーザまで、この能力を使っています。
占いババはあの世の知識も豊富な人物で、自らもあの世とこの世を行き来でき、界王や閻魔様とも面識があります。
地球で最もすごい存在は占いババかもしれません。
そのため、「魔人ブウ編」で地球が破壊された際も、占いババはあの世に避難していたため、死んでいませんでした。
ちなみに、「ミスター・サタン」も死んでいないため、作中で一度も死んでいないのはこの二人だけです。
まとめ:占いババの謎
占いババは、100%当たる占いをするが、その代償として膨大な金(1000万ゼニー)を要求します。支払えない者には、5人の戦士との戦いを課す格闘好きです。彼女は「亀仙人」の姉であるが、本名や年齢は不明で、500歳以上と推定されます。また、あの世とこの世を行き来できる能力を持ち、地球崩壊前にはあの世に避難していたため、一度も死んでいないキャラクターです。