きんぎょ注意報｜ちーちゃんがかわいい！藤ノ宮千歳の魅力は脱お嬢様キャラが理由?

2021年9月30日

1990年代にアニメ化で人気となった『きんぎょ注意報！』。ヒロインという立場でありながらヒロインらしくない「ちーちゃん」こと藤ノ宮千歳のかわいい点、魅力的な理由についてまとめてみました。

きんぎょ注意報｜ちーちゃんがかわいい！藤ノ宮千歳について

正統派美少女キャラでかわいい

お嬢様キャラの時の藤ノ宮千歳・ちーちゃんは、サラサラ金髪ヘアに大きな目、整った顔立ち、スタイルも良く、正統派美少女キャラとして申し分のないかわいさです。

言い方はアレですが「黙っていればカワイイ」「何もしなければカワイイ」とも言えます。

ファッションセンスについては当時の流行・時代もあるので割愛しますが、ちーちゃんは土台からしてカワイイので何を着ても似合う・かわいいですね！

高飛車お嬢様＆ツンデレ性格がかわいい

藤ノ宮千歳は超お金持ちの家柄でした。しかし父の急死によって会社が倒産、残された財産はピンクの金魚（ぎょぴちゃん）一匹…という苦難に立たされた経緯があります。

時折魅せる高飛車お嬢様な性格も出て「理事長の言うことは絶対なの！」的な命令口調もありますが、単に世間や田舎からズレている程度の高飛車さでありつつ、なんだかんだでわぴこたちはじめ周囲に優しいです。

自分の理想（お嬢様らしい生活や学園生活）を目指して奮闘するも、ことごとく思うようにいかなくて折れることもしばしばですが、それは相手に対する優しさとも取れます。

またクラスメートの葵ちゃんに対して嫌がらせに近いことを度々してしまってますが（葵ちゃんがカナヅチで泳げないと知って山より海での合宿に決定する等）、それもどうやら葵ちゃんに気があるらしくの行動のようで、今でいう「ツンデレ性格」な部分もカワイイですね^^

ギャグ顔・２頭身キャラのギャップがかわいい

お嬢様キャラの藤ノ宮千歳ですが、わぴこに「ちーちゃん」呼びされてから、徐々に新田舎ノ中学校に染まりはじめ、ギャグ顔・２頭身キャラも多々見られるようになりました。

本人もシリアス顔がどんどん崩れていることを気にしていたりするくらいです笑。

２頭身キャラで高笑いする姿も、ショックを受けたり怒っている姿も、可愛らしいです。

藤ノ宮千歳の魅力は脱お嬢様キャラが理由?

藤ノ宮千歳の魅力の全ては「ちーちゃん」のあだ名から始まった？

藤ノ宮千歳は当初、悲劇のヒロインお嬢様として登場しました。

根っからのお嬢様だったのに、父の急死、会社の倒産、貧乏になり、残ったのは金魚１匹だけ…という、金魚以外は王道キャラの過去を持つキャラクターです。

そのお嬢様に対して、初めて出会ったわぴこが千歳のことを「ちーちゃん」と呼び始めてクラスメートとなってから、わぴこと対極をなす主人公・ヒロインとしてどんどん頭角を表していったように思います。

わぴこの「ちーちゃん」呼びのおかげで、ただのお嬢様キャラではない魅力が出てきています。

自分の欲望に素直

ちーちゃんといえばお嬢様キャラで理事長権限を振り回している強気キャラ＆越権行為的な部分が目立ってしまいますが、この部分に関しては２つの側面があります。その２つがちーちゃんの魅力の根源にあります。

１つ目は、ちーちゃんが自分の欲望に素直な点。

自分が理事長になってから「新田舎ノ中学校を都会ノ学園レベルまで格を上げたい！」という欲望に素直に行動・実践しています。

また「お嬢様としてチヤホヤされたい」「葵ちゃんが由梨香にちょっかい出されるのがイヤ」といった部分に関しても、ツンデレがあるとはいえ、感情を表に出して高笑いをしたりムッとしては実際に自分が動いて欲望を叶えようとしています。何よりも地位もお金も関係なく純粋に一緒に騒いだり喜んだりしているわぴこたちのことも考えて「中学校を再建する」という道を選んだこと自体、自分の欲望＝感情に素直ですよね！

自分の欲望に素直、という点は、お嬢様育ちという土台があるとはいえ、ちーちゃんは一回貧乏を味わった経験から「中学校を再建する」という道を選んだのも「お金があれば自分はもとどおり」ということにNOを突きつけたい気持ち・欲望に素直だったからこそと思います。