人気漫画『鬼滅の刃』はアニメ化・映画化されるほど支持されています。特に無限列車編は劇場版もされるほど。
鬼滅の刃無限列車編は、夢と意識に関する内容が出てきましたがその中でも炭治郎の夢の中…無意識領域に存在する光る小人が病の青年の心を救うエピソードも印象深いものがありました。
この光る小人の正体は一体何なのかについてまとめました。
鬼滅の刃無限列車編|光る小人の正体は?
炭治郎の無意識領域に現れた光る小人の正体について考察しました。
炭治郎の優しさの化身
原作漫画では、無意識領域に現れた光る小人は「炭治郎の優しさの化身」と説明がされていました。
原作漫画とアニメでの光る小人の違い
原作漫画では光る小人は少なくても4人(4匹?)となっています(1コマに描かれている最大人数)。
しかしアニメ版(映画版)では光る小人は6人描かれています。
光る小人の数がアニメの方が多いのです。
6人という数は何か意味があるのでしょうか?
鬼滅の刃無限列車編|光る小人の正体考察・人数が6人の意味と理由は?
炭治郎の家族説
6人ということから、炭治郎が失った家族なのでは?という考察もできます。
父、母、弟3人、妹、の合計6人となります。
炭治郎の家族として考えられる点としては、物語で炭治郎が窮地に陥ったり意識を失っている時、家族が度々登場、無意識下で家族が現れては炭治郎の心を支えていることを踏まえると、光る小人の正体は炭治郎の家族といった考えもできます。
そういった意味で、無意識領域の光る小人6人は家族…というふうに見れますが、光る小人6人が描かれているのはアニメのみです。
また原作漫画では「無意識領域には通常誰もいないはず」「自我の強い者つまり異常に我が強い奴の無意識領域には人が存在する場合がある」と説明がされています。
そのため、光る小人=炭治郎の家族と結論付ける、直結に結びつけるのは難しく無理があるのです。
この点を設定の齟齬なく正確に言い表すとしたら、
光る小人は「炭治郎の心の中で生きている家族=炭治郎の心が受け止めている家族=家族が炭治郎の心の優しさを作った」
という解釈であれば矛盾ないと考察しています。
日本人の基本6感情説
日本人の基本的な感情は6種類あるといわれています。
基本6感情とは「怒り・嫌悪・恐怖・喜び・悲しみ・驚き」になります。
無意識領域で炭治郎の感情はそれぞれ優しさを伴って具現化しているのでは?とも考えられます。
なぜなら無意識領域は基本的に誰もいない点、仮にいたとしても自我の強い本人が稀にいる点からです。
そして炭治郎の感情は全てが「優しい」のです。
炭治郎の怒りも嫌悪も、全ての感情は「相手に対する優しさ」が起点です。そういった意味で、原作漫画で解説されていた「炭治郎の優しさの化身」として光る小人の人数が6人というのも、主だった6感情である、という考察もできます。