南斗聖拳 vs 北斗神拳：強さ順に解説！使い手一覧もご紹介

「北斗と南斗は表裏一体」、「南斗乱れる時北斗現れり」という言葉で語られる南斗聖拳。

北斗神拳と並ぶその実力について、比較しながら使い手を見ていきましょう。

 

 

北斗神拳と南斗聖拳の違いを解説！強さと相伝方法の違い

北斗神拳と南斗聖拳は、北斗の流れをくむ2つの派閥です。一般的に、北斗神拳は陰、南斗聖拳は陽とされています。

これらの拳法の違いは主に2つあります。まず、ダメージの効果です。北斗神拳は主に内部からの破壊を特徴とし、秘孔を押されると内部が破裂する印象的なシーンがよく見られます。一方、南斗聖拳は外部からの破壊を得意とし、刺す・切り刻むシーンが目立ちます。

2つ目の違いは相伝方法です。北斗神拳は一子相伝であるのに対し、南斗聖拳は一子相伝にこだわりません。そのため、南斗聖拳には数多くの使い手が登場します。ケンシロウの時代には、なんと南斗聖拳の流派が108存在したと言われています。ただし、サウザーの南斗鳳凰拳だけは一子相伝とされています。

南斗聖拳の多様性はさすがと言えるでしょう。

 

 

 

南斗聖拳の実力は北斗神拳に及ばないのか？

『北斗の拳』では、南斗聖拳の使い手が北斗神拳の使い手に次々と倒されていきます。

そのため、「南斗聖拳は北斗神拳より弱いのではないか」という印象が生まれがちです。

特に、南斗六聖拳から外れた流派では、作中でかませ犬の役割を担うことが多いです。

アニメ版KING編でも、毎回南斗の使い手が登場し、悪事を働いた後にケンシロウによって消されています。

これによって、「北斗＞＞南斗」というイメージが強調されています。

しかし、南斗も常に北斗に負けてばかりではありません。

南斗孤鷲拳のシンはケンシロウを一度破っていますし、南斗白鷺拳のシュウもケンシロウを苦しめました。

また、サウザーもケンシロウを破り、ラオウにすら恐れられる存在でした。

したがって、南斗が常に北斗に劣るわけではありません。

 

南斗聖拳の最強ランキング

１位：サウザー【南斗鳳凰拳（将星）】

サウザーは、誰もが知る極星の所有者です。

作中でも「南斗六聖拳最強」と謳われています。

サウザーの南斗鳳凰拳は攻撃に特化し、固定された型を持ちません。

一時は世紀末に覇を唱えました。

２位：南斗白鷺拳（仁星）シュウ

南斗白鷺拳の使い手であるシュウについて、ふと思ったことがあります。

この流派は足技を主体としていますが、なぜか奥義の幽幻掌は手技なのです。

おそらく、相手を混乱させて攻撃することが主目的なのでしょうね。

彼は盲目の拳士でありながら、心で読み、ケンシロウですら苦しめました。

また、サウザーに対するレジスタンスの英雄としても知られています。

最後は子供たちを守るため、サウザーの聖帝十字陵の礎となって果てました。

彼には「心では南斗最強」という称号が高く贈られています。

3位：南斗水鳥拳（義星）レイ

南斗水鳥拳の使い手で、技の切れ味が鋭い。

しかし、ラオウに一瞬で敗れたことが、レイの評価を不当に低くしています。

しかし、その後のレイは死の危機に瀕しながらも、拳の力が飛躍的に向上しています。

 

4位：南斗孤鷲拳（殉星）シン

南斗孤鷲拳の使い手で、かつてはケンシロウを打ち負かした実力者。

しかし、再戦では一方的に敗れ去ってしまった。

 

５位：南斗紅鶴拳（妖星）ユダ

ユダの拳法は、その高速で鋭い切れ味から「南斗紅鶴拳」として知られています。

彼は『北斗の拳』の使い手としては珍しく、力ではなく「知」を駆使して戦います。

例えば、影武者を利用してレイとの対峙を先延ばしにするなど、戦術的なアプローチが見られます。

また、水浸しにすることでレイの強みを封じるなど、巧みな手段を用いています。

 

6位：アミバ

自称「天才」。

彼は元ヘビー級チャンピオンを簡単に倒すほどの実力を持っています。

北斗神拳も使うことができ、ケンシロウとの戦いでは序盤は優勢でした。

しかし、怒ったケンシロウの前には全く歯が立たず、最終的には残念ながら敗北しました。

 

7位：南斗無音拳カーネル

カーネルは自らを神に選ばれた存在と自称しており、自身の能力を絶賛しています。

彼は気配を消すことに長けており、ケンシロウですら驚くほど接近されることがありませんでした。

しかし、ケンシロウには秘孔瞳明を突かれ、視力が一時的に奪われました。

その結果、ケンシロウの動きを読み取れなくなり、恐怖に打ちひしがれた彼は北斗壊骨拳によって敗北しました。

 

8位：南斗双鷹拳ハーン兄弟

ハーン兄弟は見た目は普通のザコキャラのようですが、彼らはかなりのタフさを持っています。

首から下をコンクリートで詰められ、水滴を延々と数えながらでも平静を保ち続けていました（具体的には「1865万と768回」というセリフがあります）。

しかし、その状態からケンシロウに助けられ、二人の活躍が始まります。

最後はファルコとの戦いで自爆しましたが、彼らは非常にタフな兄弟でした。

番外：南斗爆殺拳ジャッカル

常に他者を扇動し、武器を用いるなど手段を選ばない、まさに荒廃した時代のハイエナといえる存在。

自称する「南斗爆殺拳」は、ただダイナマイトを投げつけるだけに見える。

ケンシロウからも「火薬に頼るなんて拳法とは呼べん」と呆れられている。

彼が本当に南斗108星に所属しているのかすら疑わしい。

 

まとめ

北斗神拳の特徴：

• 主に内的ダメージを与える。
• 一子相伝で伝承される。

南斗聖拳の特徴：

• 主に害的ダメージを与える。
• 一子相伝にこだわらない。

『北斗の拳』時代における南斗聖拳：

• 北斗神拳よりやや劣る。
• 聖帝サウザーが最強。
• 南斗の使い手は六聖拳以外にも多数存在する。