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薔薇王の葬列が面白い理由は?なぜ面白くない・つまらないのかについても

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ついに原作漫画は完結を迎えた『薔薇王の葬列』。2022年1月からアニメ放送されるほどの人気がありますが、面白い理由と面白くない理由が表裏一体となっています。

なぜ薔薇王の葬列は面白くない・面白いと感じるのか?についてまとめました。

薔薇王の葬列が面白い理由

続きが気になる不遇のストーリー展開

主人公リチャードには、これでもかと言わんばかりに不遇な状態が襲いかかります。

まず生まれた時の境遇からが不幸のはじまりでした。 男女両方の性を持つリチャードが歩む運命はあまりにも過酷すぎでした。

原作漫画の最終話直前にはリチャードの不遇の『元凶』がはっきりしますが…とにかく、やるせない場面・シーンが多数あります。

「一体このあとどうなるの?」

と続きが気になってしまう展開が多いので面白い漫画となっています。

 

個性的なキャラクター・登場人物たち

薔薇王の葬列では、主人公リチャードをとりまく登場人物・キャラクターたちも魅力的です。

リチャードの味方側の人間はもちろんのこと、敵側の人間も憎たらしく思えるほどの振り切れた性格をしていたりします。

シェイクスピアの史劇を原作にしている薔薇王の葬列なので、人間模様の描写や心情の変化・機微なども描かれているので、登場人物の中で何人も推しキャラがあったり…という状態になる人もいるかと思います^^

個性的なキャラクター・登場人物が多いからこそ、「あのキャラクターの末路は…その後は…結末は…」と感情移入して読み進めてしまい、『薔薇王の葬列』にのめり込んでいき「面白い!」となっています。

 

宝塚好き・ベルばら好きにとっては面白いストーリー

主人公リチャードは体に秘密があり、実の母親に『悪魔の子』と罵られながら男性ではないのに男性を装っています。

立ち振舞・言動・男装はもちろん、リチャードの体の秘密(男性ではない)を知っている人もごくわずか。

本人も性自認(自分の性別をどう感じているか?)を男性していますが、物語が進むにつれ、どんどん心が揺らいでいきます。

こうした「自分は何者なのか?」というテーマとともに、シェイクスピアの史実を元にした西洋の歴史に関わる壮大なストーリー、かつ、陰はあるものの麗しき男装の主人公の壮絶なストーリー…ということで、宝塚好きやベルばら好きにとってはまさに好みの面白いストーリーになっています。

 

 

薔薇王の葬列が面白くない理由

序盤は暗い鬱展開ストーリーの連続でつまらない

とにかく序盤は主人公リチャードの境遇を丁寧に描いているため、ストーリーの進展が遅いと感じてしまう人も多いです。

さらに主人公リチャードの不遇な境遇のため、ダークヒーロー(ダークヒロイン)状態。鬱な内容と展開が目白押し…。

そのため人によっては序盤の1巻で離脱しかねない物語構成になっています。

序盤の主人公リチャードの謎めいた闇を丁寧に描写しているのは、この後の怒涛のストーリーの根幹になるため「3巻までとにかく読んでみて!その後一気に面白くなるから」と一ファンとしてオススメしたいところです。

 

個性的な絵が受け付けなくて面白くない

作画や絵が苦手でストーリーが頭に入ってこない…という人にとっても「面白くない・つまらない」となりやすいです。

漫画の個性的な絵が苦手…という方はアニメがオススメです。

良くも悪くも原作漫画のクセが緩和されているので、ストーリーの面白さにより集中しやすいかなと感じています。

原作漫画ではちょっと絵を毛嫌いして読まなかったけど…という方はアニメで楽しむのはアリかと思います^^

 

ご都合主義・偶然性が多い内容でつまらない

主人公リチャードが森に迷えば常に偶然に運命の人物と出会う…というのはちょっと言い過ぎですが、ドラマティックな場面が連発しすぎてウヘァ…となる人もいるかもしれません。

薔薇王の葬列はシェイクスピアの史劇を元に作られた作品のため、舞台じみたような展開が多く盛り込まれています。シェイクスピアの史劇ということで、史実もベースになっていますが、シェイクスピア色がメインになっているので、人によっては「ご都合主義の展開が多い」「偶然ばっかりが続いて『いやいやいや! 』とツッコミたくなる」という感想を持つ人がいても不思議ではないです。

史実やリアリティから少し離れて、演出として楽しんだり、なぜこのご都合主義や偶然が必要だったのかを考察すると、その後のストーリーの伏線にもなっていることもあり楽しく作品を楽しめます。

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