2021年1月にアニメ放送される漫画『薔薇王の葬列』が宝塚花組公演『PRINCE OF ROSES王冠に導かれし男』に似ていると思った漫画好き&宝塚ファンの方に向けて、両者の作品は関係があるのかどうかをまとめました。
宝塚PRINCE OF ROSESは薔薇王の葬列が原作原案?
宝塚版薔薇王の葬列ではない
結論から言ってしまうと、宝塚花組公演『PRINCE OF ROSES王冠に導かれし男』と漫画『薔薇王の葬列』は直接的な一切関係がありません。
そのため、宝塚の公式サイトでも原作原案に薔薇王の葬列関係の紹介は一切なく、逆に薔薇王の葬列を掲載している月刊プリンセス(秋田書店)の方でも宝塚花組公演PRINCE OF ROSES王冠に導かれし男について公認等の関係などはありません。
『薔薇王の葬列』の方が連載開始時期が古いこともあり、漫画から入った人にとっては「宝塚版薔薇王の葬列がある!?」と思う人もいるかもしれませんが、宝塚花組公演『PRINCE OF ROSES王冠に導かれし男』に関しては薔薇王の葬列とは別物となります。
薔薇戦争・歴史上の人物名が共通点
薔薇王の葬列と宝塚PRINCE OF ROSESは直接関係はないものの、両者ともイングランドの史実「薔薇戦争」をテーマにした作品で、歴史上の人物名を独自の解釈およびストーリーに仕上げているのが共通点です。
宝塚PRINCE OF ROSESの大まかなあらすじですが…
中世ヨーロッパ、15世紀のイングランド。ヨーク家のエドワード4世がランカスター家のヘンリー6世を退けてヨーク朝を開いたものの、弟クラレンス公と臣下の反逆に遭い失脚。再びヘンリー6世が王位に就くが、再度エドワード4世が国王に帰り咲くことに。その際、ヘンリー6世の謁見にいて「彼こそ王冠を戴くべき男」と周囲を惹きつけた忠臣の甥ヘンリー・テューダーは亡命を余儀なくされる身の上になっていた。ヘンリーはランカスターの血を絶やしてはならぬとブルターニュへ渡り、様々な人物がヘンリーたちを取り巻いていく…
という内容になっています。
宝塚花組公演PRINCE OF ROSES王冠に導かれし男の配信は?
2021年10月現在、宝塚花組公演『PRINCE OF ROSES王冠に導かれし男』のネット配信等はない状態です。
2022年1月から同じ薔薇戦争を題材にした『薔薇王の葬列』がブームになって、宝塚の薔薇戦争のストーリーに興味を持った人向けに視聴できるようになったらいいなあと個人的に思います…!