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薬屋のひとりごと漫画4巻ネタバレ結末!あらすじについても

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漫画『薬屋のひとりごと』サンデー版・第4巻のネタバレ・結末をまとめました。

 

漫画「薬屋のひとりごと」第4巻・登場人物

猫猫(マオマオ)


花街で薬屋をしていたが誘拐されて後宮に売られてしまった少女。

毒や薬に異常なほど精通していて探究心も強いが無愛想。

 

誘拐されて後宮に売られる→とある事件の影響・巻き添えで後宮を去ることに→壬氏が身請けする→壬氏直属の下女(外廷)に←イマココ

壬氏(ジンシ)


後宮を監督す宦官(かんがん)。

去勢された男性なのだというが……?

大変な美形で男女問わず人を魅了しているが結構腹黒……。

猫猫だけが魅了されず、最近では内面の結構な腹黒なところが話が進むに連れて見えてきている。

高順(ガオシュン)


壬氏の従者を務める宦官。

精悍な見た目と違い何かと気が利くマメな性格で壬氏の信頼も厚い人物。

もちろん猫猫にも気が利いて優しいゆえに、壬氏が嫉妬?勘違いする一幕も……。

 

皇帝

美しい鬚(ひげ)が特徴の偉丈夫で、豊満な女性(バストの大きな女性)がお好みの様子?

壬氏に色々と仕事をさせている様子……。

 

玉葉妃(ぎょくようひ)


後宮に4人いる「上級妃」の一人。

皇帝の子を身ごもり、鈴麗公主を産む。

良い人。

 

 

漫画「薬屋のひとりごと」第4巻ネタバレ・結末

結末は…

物騒かつ後味の悪い事件が立て続けに色々と起きているものの、猫猫は壬氏の下女として働き続けている。

事件を考え込んでしまったことで、かつ食べてみたかった毒を捨てられてしまったことなど、暗くなる気持ちになった猫猫は例の「冬虫夏草」のことを考えて楽しい気分になっているところに、壬氏に声をかけられる。

 

冬虫夏草でふへふへ笑っていたキラキラ顔を、壬氏に向ける猫猫。

 

猫猫は、『しまった、満面の笑みで迎えてしまった…さぞかし気持ち悪かろう…』とがっかりするが

 

一方の壬氏はふるふると震え出し、ガバっと枕に顔を埋めて(猫猫のカワイさに)身悶え状態。

高順は混乱し、猫猫は『なんだありゃ?』と不審がる始末。

 

一段落した壬氏は、「ちょっと疲れていた」といいながら、猫猫に仕事の愚痴を聞いてもらう。

 

苦手な御仁に居座られて、全く仕事にならなかったこと。

理由をつけて人の仕事を先延ばしするくせに自分の仕事は終わらせてくる始末の悪い人。

軍部の高官で四十路過ぎで妻帯もせずな変人…。

 

猫猫は話を聞いて嫌な予感しかしないので、忘れることにしたが……

 

どうやら「嫌な予感」は当たりそうであるーー。

 

 

漫画「薬屋のひとりごと」第4巻のネタバレ詳細

「朕の花園を手入れする庭師」と皇帝にいわれた壬氏。

自分は凡才で人より勝るものは外見ぐらいであれば、利用する。

「賭け」に勝たねば道を選べない、そのためならなんだってやる。

 

こうした謎めいた決意から、第4巻はスタートします。

第十四話 外廷勤務

壬氏の身請けで外廷へ行くことになった猫猫。

梅梅(メイメイ)姐さんに「頂いた仕事に見合う人間になろうと努力しなさい!」と高級品の数々を持たされる。

子どものようにおやじと一緒に寝る猫猫は、帰る家があることのありがたさを胸に、宮中・外廷へと戻った。

ーーが、外廷へ務めるために有利となる官女の試験に落ちた猫猫。

壬氏の世話係として長年務めている老女・水蓮(スイレン)が猫猫を下女・官女候補として指導・教育することに。壬氏につかえる下女は長続きしないので困っていたという。(壬氏の美貌ゆえに汗)

そして早速「なんであんたみたいな奴が壬氏の元に仕えているんだ」と官女5人(うち1人は冷静な美人)に絡まれ、ビンタまで食らう猫猫。どういう関係なのかと質されて

  • 私みたいな醜女が壬氏の好み=壬氏を特殊趣味(マニア)とあなた方は言いたいのか?
  • 壬氏様は傷物(毒の実験で自ら作ったグチョグチョの傷)の私が生きていくためにと手を差し伸べてくれた天女のような人であるだけのこと(ポロポロと泣き真似)
  • それをあなた方は壬子様を特殊趣味(マニアック)、特殊趣味と仰るなんて……(ヨヨヨと泣き真似)

どうにか大事にはならず去っていった官女たちだが、陰でその一部始終をみていて落ち込む壬氏(特殊趣味…)と慰める顔順。いつもこんなことが起きているのか?と猫猫を気遣うものの、猫猫は壬氏の落ち込む理由が分からず「後宮よりマシ」的な話を交わす。

 

次の日、猫猫に部屋など望みはないかと尋ねる壬子。

寝起きの素の状態でムダに色香を放っている壬氏を目の当たりにした猫猫は、先日官女たちに絡まれても仕方がないと思考を巡らせる。

望みの部屋として薬や毒の実験がやりやすい厠近くを所望するが顔順らにそっとダメと言われてしまう(^^;

 

その後ーー仕事をしている壬氏の元へ知らせが入る。

礼部(祭祀、外交、礼楽、儀式や科挙試験などを司った役所の一つ)の浩然さまがお倒れになったという一報。

ショックを顕にする壬氏だった。

 

第十五話 酒毒

お偉いさんが死んでしまいましたとさ。

雨の中さみしく心の中でつぶやく猫猫。

 

浩然(こうねん)は50過ぎでまだ若かった。宴の席で、瓶のまま酒を一気にあおってそのまま倒れたらしい。若いころから豪胆な方だったという。

酒の一気飲みなら量によっては死ぬだろうと思う猫猫のところに、壬氏からの呼び出しが。

 

壬氏は薬屋としての猫猫の意見を聞いた上で、酒が原因ではない気がする、必要な物があれば揃えるので浩然の死について調べてくれと必死にお願いをする。

壬氏の様子から何かを察した猫猫は原因究明を引き受けることに。

 

実際に飲んだ酒などを検証している猫猫の横では、しおらしい様子の壬氏の姿が。いつもみたいにきらきらと偉そうに命令している壬氏と違い、猫猫は調子がくるうなあと心でぼやく。

浩然がいつも愛用していた酒は甘じょっぱかった。大の甘党なのだという。

元は辛党のはずだったのに、最近は食事の味付けまで甘くしていたーー。

 

糖尿になりやすい生活、好みの変化と流行病で妻を亡くした環境の変化、亡くなった当時に肴として出されていた岩塩と月餅と干し肉ーー。

 

それらを聞いて、猫猫は、亡くなる直前に飲んでいたお酒の瓶を破片でも良いから持ってくるよう壬氏に依頼する。

 

 

実際に酒の瓶の欠片を目の当たりにして、死因を追求する。

 

破片にこびりついた粉を舐め取り、破片にろうそくの火を近づけると炎の色が変わったーー。以前の木簡のときにもみた炎の色…。

 

 

酒に入った大量の塩。

塩の大量摂取が死因だった。

 

食事の偏りと心的負担で塩味だけが感じられなくなった浩然の酒の瓶に、何者かが大量の塩を投入したのが事の真相のようだ。

 

壬氏は猫猫に「誰がその酒に塩を入れたと思う?」と問うが

「それを調べるのは私の仕事ではありません」と質問から逃げた猫猫。

また誰かが罰せられる原因になるので、言えなかったのだ。

 

ご苦労だった、と席を立つ壬子の身に付けている佩玉(はいぎょく)が黒曜石だったことで喪に服していると分かった猫猫は壬子に浩然との関係をきいてみる。

小さいころから世話になっていた立派な方だった、とだけ話す壬氏。

猫猫にお礼として上物のお酒をプレゼントした。

 

場面は変わり、猫猫は外廷で薬草の探索をしていた。西側をあらかた探した後、東側と軍部の探索へと思いを馳せる猫猫ーーしかし、軍部には「あれ」がーーという暗い顔をしているところ、猫猫はゲンコツを食らう!

相手は官女5人組の1人だけ冷静だった美人ーー。

ここで何をしているのか問われ、立ち入りできる場所じゃないと注意するその美人を様子を観察している猫猫。

「妃の一人として召し上げられてもおかしくない」と見立て、軍部の方から来たこと、白檀となにか苦いような香りをまとっているなあと思いながらも立ち去る。

その立ち去る猫猫を何かを抱えて横目で見送る、美人官女だった。

 

 

第十六話 煙管

寒い雪の降る日、猫猫に綿入れをそっと羽織らせる高順。ありがとうございますとお礼を言う猫猫と2人の様子を

じと〜〜〜〜〜とした目で見ている壬氏。

とっさに「これは壬氏さまからのものです。私は渡しただけ」と猫猫の前から立ち去る高順。

猫猫があらためて壬氏にお礼を述べると笑顔になる壬氏←子どもかっ!!

 

猫猫は水蓮に頼まれてごみ焼き場に反古を捨てに行く途中で李白(リハク)に会う。

李白に後宮から「ある方」の部屋付きとなったと伝えると

李白「誰だその物好きは?」

猫猫「ですよねーー(ーー)」

 

緑青館といえば、どこかの高官が妓女の身請けしたらしく、見たことのない妓女だったが三美姫に劣らない豪華な見送りだったという李白(それ猫猫のこと)

身請けしたその日、きらびやかな猫猫を見た壬氏は「今までと同じで化粧はしなくていい」「そばかすも入れること、絶対だ!」と命令してきてーーそんなことを思い返していると、李白はこれから倉庫で起きた原因不明の小火(ボヤ)騒ぎの現場を見に行くのだという。

 

李白のようなそれなりに武官を出向かせる=火付けの疑いアリとみて、好奇心で一緒に覗きに行く猫猫。

現場の様子から、何かが爆ぜたと当てる猫猫。

目撃した倉庫番の話では、突然爆破して、倉庫番は多少火傷は負ったものの死者は出ていないという。

 

密封された空間、倉庫の小麦粉、象牙の良い細工をされた煙管。

 

猫猫はこれで真相にたどり着く。

 

粉塵爆発。

砂糖やそば粉、小麦粉などが充満した中に火を入れるとそれだけで爆発を起こすことがあるーー。

実験で証明した猫猫(うっかり火がついた李白に水をぶちまける猫猫と部下)。

 

自室に戻った猫猫は、うっかり煙管を持ち帰ってしまったことに気づく。

倉庫番が持つにしては立派すぎる。誰かからもらった大事な物?火事の責任を負ってやめさせられてもこの煙管を売れば金になる…そう考える猫猫。

 

一方、とある文を見て、戸惑っている壬氏と顔順だったーー。

 

第十七話 後宮教室

掃除をしている猫猫をひたすら見つめている壬氏。

一体何かと思えば、後宮の妃教育で猫猫が講師をしろという通達があったという。

猫猫を講師にと推薦する文には、梨花の名前(第1巻でそういう方面を教えた過去あり)がーー。さらに玉葉の名前まで(←絶対面白がっている!!)

 

教材を緑青館から取り寄せた猫猫。

猫猫はふと、かかった請求書の「二」の数字を「三」にして壬氏に渡してみたところーー水蓮に見抜かれてしまう。(壬氏ぼっちゃんをカモにはできないらしい笑)

教材の中身を見ようとした壬氏を止め、

『やるからには徹底的に!女の園の秘術を叩き込む!』と決意する猫猫だった。

 

本番当日。

講義の対象は上級妃4人だけだったのに噂を聞いて集まる女性たち…。

ほかのものは下がってくれと壬氏が一言いうだけで、一斉に言うことを聞く女性たち。

一緒に講義を受けたがる壬氏を押し出し、妃4人(従者1人ずつ付き)と猫猫で講義が始まる。

貴妃・玉葉、賢妃・梨花、徳妃・里樹、そして新しく妃となった淑妃・楼蘭。

楼蘭は派手な衣装、南方の衣装に見えるが顔立ちは北方生まれに見えるーーという猫猫の見立て。

 

「秘術ゆえ、他言無用でお願いします。」

 

で開始された講義を、外から盗み聞きしている壬氏。

 

一刻後、講義を終了した妃たちはーー

玉葉はこれでまんねり解消とにんまり。

梨花は熱心に復習。

里樹に至っては目を回して「絶っっ対無理……」と柱に額を打ち付ける始末。

楼蘭はぼーっとした面持ちで、何を考えているのはか分からないものの、後宮内の調和を狂わすことはなさそうと猫猫は思いつつ、主上はムチムチ好み…と胸の大きさを確認する。

 

猫猫に中に入っていいですと声をかけられ(聞き耳立ててたとバレる)、壬氏が立ち入ると、妃たちのそれぞれの様子を見て、どんな授業をしたんだ?と聞くが、猫猫は

 

「後日、主上から感想をうかがってください。」

 

と切り返す。

 

後日。

猫猫に声をかける顔順。先日の授業の苦情ではなく、アレ以来主上はいたく上機嫌…という話ではなく。

 

古い資料を見てもらいたいという顔順。

10年以上前、ある商家で河豚毒にあたったとされる事件の資料。

高順が昔携わっていた事件で、先日これとよく似た事件が起きたというので元同僚に相談されたのだという。

(猫猫は高順は宦官になる前はやはり武官だったのかな?と考えを巡らす)

似たような事件とは、

魚の鱠(なます)を食べて、官僚が一人昏睡状態なのだという。

猫猫は嫌な予感がして、思わずこれ以上聞いてよいのかを顔順に確認する。

話は続き、取調書によると

しばしば鱠に河豚の皮と身を湯引きしたものを使い、毒のある内蔵は一切使っていないのだという。

しかも、事件の起きたその日は、料理人は河豚を使っていないと証言しているのだという。今回も、10年前の事件も。

 

 

第十八話 鱠

毒にあたった10年前の商人と、現在の官僚。

共通するのは二人とも美食家で珍味を好んだこと。

新鮮なナマの魚、河豚もよく食べていたこと。

しかし今回も前回も具材に河豚は含まれていないと料理人が証言しているーー。

 

食べてから倒れるまで四半刻。

唇を真っ青にして息苦しそうに痙攣しているところを使用人に発見されている。

 

呼吸困難、全身の麻痺、症状としては河豚毒だが、もっと情報がほしいーー高順に資料を求めようとしたら、目の前には壬氏の顔が。

思わずドン引きした顔の猫猫。

壬氏「すまん、さすがにその顔は”俺”も傷つく…」

顔を立て直す猫猫に、壬氏は高順と熱心に話をしていたことが面白くない(俺の話に興味がない……!?)。

話に入れずにすねている壬氏に、水蓮が行儀悪い子にはおやつ抜きとにっこり(ズモモ…)

 

レシピなどの資料には材料の詳細が書かれてなかったものの、海藻が使われていたことで、珍味を好む美食家たちが「アレ」を食べていた可能性に突き当たる猫猫。早速事件があった家の厨房を見に行くことに。

 

高順の代わりに付き添いとなった馬閃は猫猫には冷たく、高順には懇意な様子。厨房は事件以来使われておらず早速調べようとしたところ、男(昏睡状態の官僚の弟)が乱入。馬閃が引かずに場を仕切り、男を追い出す。

厨房を調べていると、壺に入った塩漬けの海藻がーー。

「さっさと帰ってくれ!」と再び顔をだす官僚の弟の目を盗み、塩漬けを隠し持ち帰る。

証拠はこの海藻の塩漬けだという猫猫、この種類の海藻は採れる時期がまだ先なのに保っているのはおかしい…交易で仕入れたものだろうがどこからだろうか?……馬閃は「分かった、それは私の仕事だな」と調査を引き継いだ。

 

後日。

壬氏と高順、そして馬閃などの役人たち。猫猫が事の真相を暴露する。

 

海藻はオゴノリ。

同じ海藻でも処理の仕方で有毒なんです、と毒のオゴノリを食べる猫猫に一同真っ青。

壬氏は真っ先に水を飲ませて猫猫を吐かせる。

 

オゴノリは本来毒があるが、石灰につけることで無毒化できる。

このあたり北方では食用であるものの、南方では食べる習慣がなく、交易商が南方から北方へとオゴノリを持ち込んだーー

では誰が交易商にオゴノリを扱うよう提案したのか?

 

そこから先は我々の仕事ーーと高順。

 

犯人は倒れた役人の弟(厨房に殴り込んできた男)だった。

動機は兄への嫉妬。

残った謎は、オゴノリが有毒であることをどこで知り得たのか?

男の証言では、酒場で飲んでいるときに偶然10年前の事件を知る者と隣り合い、世間話として教えてもらったのだという…

 

果たしてそれは偶然だったのか……。

 

漫画「薬屋のひとりごと」第4巻の感想!

猫猫はなぜ壬氏の愛情に気づかない?

もう回を増すごとに、猫猫を愛でている壬氏の様子がモロバレかつこじらせまくってますね!

高順には露骨に嫉妬・羨ましい感のジト目をする、猫猫のキラッキラの笑顔を近距離で見てしまって悶絶するなどなど…

そして最近では猫猫の前でも「俺」という一人称を露骨に使い始めていたりと…

 

犬ころみたいな部分もある壬氏の様子に、なぜ、あれだけ観察力のある猫猫は気づかないのか!?

 

いや、気づいていても「はぁ?まさか」でスルーなのか……。全くマイペースで恋愛としてはほぼ進まないままの回でした(笑)

 

皇帝の不気味な陰と壬氏は何をやらされているのか?

壬氏は明らかに皇帝と強いつながりのある人物ーーもしかして弟とか?という憶測もできるくらいの意味深シーンが所々にみられます。

皇帝からの命令で、壬氏は何をしようとしているのか?そしてその何かを成し遂げることで、壬氏は何を切り開こうとしているのか?

4巻に入った今でもそのあたりは不明ですが…

猫猫が嫌な予感といっていた人物は父親?

軍部にどうやら猫猫と縁があるような人が人が登場するのでは…と思わせて4巻は結末を迎えましたが。

 

まとめ:漫画「薬屋のひとりごと」第5巻はどうなる?

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