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薬屋のひとりごと漫画2巻あらすじネタバレは?無料で読める方法など

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サンデー版『薬屋のひとりごと』漫画2巻のあらすじをネタバレを含み紹介します。

 

 

目次

漫画薬屋のひとりごと第2巻あらすじネタバレ

第六話 園遊会

後宮は園遊会を前に盛り上がる。

四夫人揃い踏みーー

「貴妃」の玉葉妃

「賢妃」の梨花妃

「徳妃」の里樹(リーシュ)妃

「淑妃」の阿多(アードゥオ)妃

皇帝と後宮の上位を占める妃4人を合わせて四夫人と呼ばれている。

玉葉妃や侍女の服を着飾りたいものの暖かさも大事という話を聞き、猫猫は温石(カイロ)を提案すると、名案だと壬氏が登場。「私の分もぜひ頼むよ」との声に猫猫は通常運転どおりに毛虫を見るような目で「分かりました」。

 

園遊会当日、玉葉妃は猫猫に玉妃妃の侍女である証の翡翠を身に着け、他の侍女たちに化粧から着飾りやらされていくと、侍女たちがあっと驚く。

 

園遊会の席では赤い着物の玉葉妃と青い着物の梨花妃の美しさが映えていた。

阿多妃の黒も品よく男装の麗人といった姿、

 

皇帝は万物を示す黄色なので、五行を示す色が妥当なら残るは白ーー

一方里樹妃をみると、桃色。

このことに気づいた猫猫は園遊会でも冷静な人間観察をしていく。

皇弟さまの席が空いていることに気づくがどうやら病弱で表に出られず誰も姿を見たことがないのだというーー第一継承権を持つお方が病弱……と思考を巡らせている猫猫はキラキラな壬氏の気配を察知して温石を変えると場から消えようとするが、壬氏に捕まってしまう。

壬氏が猫猫の肩をつかみ振り向かせると、そこには麗しい美貌の少女の顔がーー

目を見張り、人違いだったと謝る壬氏に対し、

例のうへぇ顔で挨拶をする姿(しかも触れられた肩を嫌そうに手を当てている)をみて、猫猫本人だと壬氏は唖然。

 

化粧でばけたなという壬氏に猫猫はネタバラシをする。

 

そばかすは化粧で入れていたこと。

花街育ちゆえに女なら誰でも良いと路地裏に連れ込む輩もいるので、少しでも醜い方が安全なのでわざわざしているということーー

が、壬氏は猫猫の「連れ込まれた」発言に過剰に反応、「未遂です」(何の心配ですか)と淡々と答える猫猫。

醜くしていたため、路地裏には連れ込まれずに、人さらいにあって後宮に売り飛ばされたと言う猫猫に対し、壬氏は「済まんな。管理が行き届いてなくて」と謝り凹む。

末端まで完璧に管理できるものでもなく壬氏のせいではないという猫猫に、壬氏は身につけていた簪(かんざし)を猫猫の頭にさす。

 

憂いを帯びた表情と「済まなかったな」という言葉とともに。

猫猫「…痛いのですが」

壬氏「そうか。」

 

「やる。」

といった壬氏の顔は恥ずかしげにほのかに赤くなっていた。

「給金の件は善処しよう」と言って去る壬氏の姿を見送り、いやに素直だなと思う猫猫。

その後、玉葉妃の侍女たちと合流すると

「いいなあ猫猫、もうもらったんだ、簪!」

なんのことか分からない猫猫に説明しようとした矢先、梨花妃の侍女たちが現れて嫌味を連発していく。

が、猫猫が以前水晶宮にいた際に滑ったあのジョークを匂わせたとたんに退散していく。

こうした侍女たちによる代理戦争も園遊会の恒例行事のようだ。

 

が、里樹妃の金剛宮と阿多妃の柘榴宮の侍女たちも仲が悪くて火花をバチバチさせていた。

阿多妃は35歳、里樹妃は14歳、年の差もあり元嫁姑の関係であったのでなおさら仲が悪いのであろうという見立て。

しかも当時9歳の里樹妃の方が「姑」という関係(汗

(先帝がロリコンゆえに異例の若さで先帝の妃だったため。そして一度出家して現帝に再婚したため)

 

猫猫は思いを巡らす。

まだ空気の読めない幼い妃。

そしてそれを諌めもしない侍女たち。

長い宴は始まったばかり、何も起こらなければいいけどーー

 

 

 

第7話 毒味

園遊会、宴の休憩時間になると急に裏幕がにぎやかになってきた。

簪(かんざし)がどうこう言っている者がいて、猫猫は気になって聞いてみると、後宮の侍女はこういう時でないと外の人と会えないから、休憩時間に後宮の優秀な人材を勧誘して「印」として装飾品を渡すのだという。

「まっ別の意味のあるんだけどね!」

とニヤつく侍女に「はあ」とだけ返事する猫猫。

「別の意味」に全く興味がないらしい。

すると「これをどうぞ」と猫猫に簪を差し出す一人の見知らぬ男性が。

猫猫は固まるものの、簪を素直に受け取る。

男は李白(りはく)と名乗って去っていった。

どうやら犬のように会う侍女みんなに配っているのだなと察知。

そこに梨花妃も登場。

少しふくよかになった梨花妃の顔色もよくて問題なさそうと思っている猫猫に、梨花妃は自分の簪を猫猫にさす。

猫猫の頭にささった簪をみた侍女は

「これは玉葉さま、拗ねるどころじゃないかもね」とつぶやいたが猫猫にはよく分からず。

 

園遊会でも猫猫は毒見役の仕事がある。

淡々と毒見をしていると、ほかの妃たちの毒見役の姿が目に入る。

毒が怖くない猫猫と違い、他の毒見が食べてから、という気持ちでいるようだ。

毒見をしながら料理を堪能していると、玉葉妃の膳ならいつも青魚を使っているはずのなます料理にクラゲが使われていた。

配膳を間違えたのかとあたりを見渡すと、オロオロしながら無理に食事をしている里樹妃の姿が。

膳を入れ替えたのかと悟る猫猫。

宮中では妃の好みや健康状態に合わせた献立をする優秀な側面を知っていた猫猫は玉葉妃と里樹妃の膳が入れ替わっていると考え、嫌なものを見たと心を沈める。

 

一方、武官たちも寒空の下で食事をしていた。

威勢の良い毒見役がいて、どうやら毒が怖くないらしいと話している声を聞いた李白。

毒見役を見てみると、先程自分が簪を渡した娘だと気づき、愛想があったら…と食べる様子をみていたら、食事を口にしたとたん、恍惚の表情を浮かべた猫猫の姿を目にする。

その表情に周囲の男性陣たちはドキッとし、どよめきすら漏れてくる。

どんだけ美味い料理なんだ!?と李白は思ったが、猫猫の声が響く。

「食べないでください。これ、毒です。」

騒然とする周囲、心配する玉葉妃をよそに、

冷静な面持ちで席を外して裏で咳き込みながら水で流す猫猫……

 

猫猫(久しぶりの毒ーー美味しかった……!!!)

 

大興奮である(笑)

(あのまま飲み込んでいたら?きっと今ごろ全身にしびれがーー)

と恍惚状態の猫猫の腕を掴んだのは壬氏。

猫猫「あ…壬氏さま。どうなさいまひた?」(へにゃ…顔がしびれて…)

壬氏「随分元気な毒見役だな!」と猫猫を引っぱり執務室に連れていく。

本当は医局に連れて行きたいが急患が居るという。

急患は大臣で、美味そうに飲む猫猫の姿をみて本当に毒入りスープなのかを確かめたせいだという(なんのための毒見だ…)

猫猫「いいのですか?私よりそちらの大臣のほうが大事では…」

 

壬氏「莫迦!お前のほうが先だろ!」

 

猫猫は面食らう。

いつものキラキラしさがなくなると、壬氏はずいぶん幼く見える……。

猫猫は心配する壬氏に無理やり水を飲まされ「いっそ清々しい吐きっぷりだ!」と言われてしまう。

猫猫(人の吐く姿がそんなに楽しいか変態め。)

 

落ち着いたところで毒について、猫猫は壬氏に里樹妃と毒見役の侍女を連れてくるようにお願いする。

 

猫猫は里樹妃の袖をたくし上げると、そこには蕁麻疹(じんましん)が出ている腕がーー

猫猫は里樹妃は魚介の中に、身体が受け付けないものがあると見抜く。

なぜか好き嫌いのない玉葉妃と入れ替わってしまった里樹妃の膳ーー

あの場では言い出せなかったのでしょうが非常に危険な行為。

今回は蕁麻疹ですんだものの、命を落とすことがあること。

そしてそうと知っていて与えたとなると毒を盛るのと同じこと。

里樹を通して毒見役の侍女に釘を刺した猫猫だった。

その後、壬氏は猫猫の肩に手を置き「下賤の者に手を触れないでくださいますか?」と嫌そうに言われながらも、なぜ侍女も同席させたのかを猫猫に問うたが、「別に。大した意味はありませんけど」とはぐらかされた。

 

翡翠宮では猫猫の心配をしまくる侍女たちが出迎えてくれ、むりやり布団に押し込められて休まされる。

そこに本来里樹妃が食べるはずだったスープが入った器を持って高順が現れる。

事件の後だれも触っていないことを確認し、猫猫は器から指の跡から触れたのは4人と推測する。

スープをよそった者

配膳した者

里樹妃の毒見役

そして毒を盛った犯人ーー

 

なぜ里樹妃の毒見役が器に触れて膳を入れ替えたのか?

猫猫は里樹妃は侍女たちからいじめを受けていると推測する。

里樹妃の浮いていた桃色の衣装を着せて、食べられない物が入っている膳を入れ替える。

それらは「里樹妃に恥をかかせるためだけ」に行われた。

高順はなぜそれをあの場で言わなかったのか問うと、猫猫は逆に問う。

 

あの場で言っていたらどうされました?

…危険な真似はしないよう、釘は刺しました。

侍女のーーまして毒見役の命など、軽いものです。

 

高順は壬氏に報告をした。

狙われたのは玉葉妃ではなく里樹妃の方ーー。

内部犯、ということに。

そして焼けた木簡の主も見つけられてない……と考えを巡らせる壬氏に

「素が出てますよ」と注意をする高順。

壬氏「誰もいないから良くないか?」

高順「私がいます。」

壬氏「……」

高順「それと、簪、挿したままです。」

壬氏「ああ、いけね。」

壬氏(ぽいっ)「頼むわ、保管」

高順「大切に扱ってください、大事なものなのですから。」

 

壬氏は「暇人宦官・壬氏でいるのも楽じゃないな」とぼやく。

高順が預かった簪には、特徴的な動物の絵柄がほどこされていた。

 

第8話 里帰り

小蘭から「園遊会でもらった簪(かんざし)」について教わり、猫猫は簪をくれた一人・李白に文を送る。

実家まで里帰りしたいので身元保証人になってほしいという申し出だった。

李白は猫猫が簪の「本来の意味」を知らないと分かり、俺を利用しようとしていると詰め寄るが、猫猫は花街の三大美姫・梅梅(めいめい)、白梅(ばいりん)、女華(じょか)を李白に紹介するという。

猫猫が口にした緑青館は王都の妓楼の中でも老舗の大店。さらに三美姫となると一見の客が会えるわけない。

が、猫猫の紹介でなら可能だという。

高官が大金を積んでも会えないような美姫をなぜ知っているのか?かつがれているのか?と疑う李白だったが「他をあたります」といわれ思わず乗ってしまう李白だった。

 

そして里帰り当日。

いってらっしゃいとともに「おめでとう」と侍女たちからいわれる猫猫。

見送る玉葉妃と紅娘は、猫猫は絶対に簪の本来の意味を分かっていないと話し合うが

玉葉妃「いいじゃない、お互いその気はないんだし。何より面白いし。」

玉葉妃「あの子が知ったらどんな顔するかしら?」(わくわく!)

紅娘「玉葉さま〜〜〜」

 

こうして李白を引き連れて里帰り、ならぬ、緑青館へと訪れた猫猫。

さっそくやり手ババアは李白に白鈴をあてがう。

猫猫は養父のもとを訪れる。

猫猫は後宮のことを聞かれ「やっぱりおやじほどの薬師はいなかったよ」と告げる。

短い里帰りの最中、急患がでた。緑青館では無理心中とおぼしき男女。

猫猫と養父はともに駆けつけ、原因はたばこの毒と見極めるが

猫猫と養父の見解と対処は違っていた。

養父「目の前の可能性に飛びつくのは危ないよ。憶測と思い込みは目を曇らせる」

おやじには叶わないと思う猫猫。

妓女たちの噂から猫猫は心中ではなく心中しようとしていた妓女の殺人未遂と見極めようとしたが養父がそれを制した。

養父「きらびやかで美しい花園。その底には昏い(くらい)毒がたゆたっている。」

養父「そういうものは陽の下にさらさないほうがいいんだよ。」

猫猫「ああ…分かった」

 

その後ーーー

白鈴の顔はつやつや。

李白はメロメロ状態、犬っぽい李白に「振り切れんばかりのしっぽが見えそう」と猫猫は思う。

あっという間に3日間の里帰りは終わった。

 

 

のだが、ちゃんと手続きをして里帰りをしたはずなのに、

王葉妃はなぜかワクワクしているのに

 

 

壬氏は超絶不機嫌に猫猫に

「執務室で待っているぞ。」

 

猫猫(なんでこの男は不機嫌なんだ?)

不思議に思う猫猫であった。

 

第9話 下女の死

園遊会でもらった簪には「あなたの身元引き受けます」という意味がある。

その人に頼めば後宮の外に出られるんだよーー

 

そう小蘭からきいたので、簪をくれた一人、李白に身元引受人にして3日ばかり里帰りをした猫猫。

 

なのに、後宮に戻った途端ーー

 

何故、壬氏はこちらを睨んでいるのか?

執務室に呼ばれた猫猫は不思議でしかたがない。

 

その様子を物陰から楽しそうに見ている玉葉妃(と困り顔の紅娘)。

 

美人が怒ると迫力がある。

表面上は美しいが根に毒を持つ鳥兜(とりかぶと)みたいだ。

とつい考えにキラキラしてしまう猫猫に、壬氏は猫猫に李白とはどういう男なのか?身元引受人の意味が分かっているのか?を尋ねると、猫猫は素直に身元のしっかりした高官の保証があれば外に出られるからお願いした、簪は義理で大量に配っていたと話す。

 

壬氏「つまり、義理でもらったものに、俺は負けたんだな。」(むすっ)

自分も簪を渡したはずなのに全く話が来なかったとスネている壬氏。

スネていることに気づかない猫猫は、壬氏に迷惑かと思い、対価も思いつかなかったので声をかけなかったと語る。

壬氏「対価だと?」

猫猫「はい、李白さまには一夜の夢に大変喜んでいただきました」(白梅小姐さんとの)

壬氏「(ごふっ!!)」(猫猫との!?)

壬氏「な…な…っ、お前が払ったのか!?」(猫猫の身体で!?)

猫猫「?はい、もちろん。」(白梅小姐さんのお代分を給金借りして支払った)

 

猫猫「大変ご満足頂けたようで、頑張った甲斐がありました!」(むんっ!)

 

壬氏「……(ピシッ)」茶碗を握りつぶした音

壬氏「……もう、いい……言うな……」(がくーー〜〜)

猫猫「震えてますけど風邪ですか?」

 

玉葉妃「あっ…はははは!!」(爆笑)

猫猫「……そこで何をしてらっしゃるのですか…?」

紅娘「(ぺんっ!)」猫猫の頭を軽く叩く

猫猫「????」

 

 

壬氏は大いなる勘違いをしてすっかりいじけていた。

高順に猫猫と李白は特別な関係ではなかったのだからと言われても、まだむすっといじけていた。

実は猫猫が見知らぬ男と後宮を出たと聞いた壬氏。すぐさま李白の身元を調べたあげく、思い違いで茶碗を割るほど動揺した……というわけで、高順的には「まったくどんな想像をしていたのやら、若さですなあ…」と先程までの顛末を回想する。

 

一方猫猫も侍女たちから「李白と猫猫が逢引をしていた」と思われていたことを知る。

逢引の話を詳しく聞こうと思っていた侍女たちは残念がり、

紅娘だけが「こんなことだろうと思ったわ」と呆れ、

笑い転げる玉葉妃から詳細を聞いた猫猫は、壬氏の妙な態度の謎が解けた。

 

そのころ、事件が起きようとしていた。

 

下女の投身自殺。

 

ヤブ医者とともに呼ばれた猫猫は検死だけはしない、死体を触らない、と言い張る。

なぜなのか壬氏たちが問うと。養父に強く言われたから。

「人の死体ですら薬になると知っているから、集めたくなるだろう。お前はその一線を超えてはならない」

という忠告のため(周囲はドン引き)

 

死体に触れずに様子から猫猫は思うところがあった。

 

後宮の城壁の外堀、水の中から上がった下女の死体。

水死で溺死だとしても死体がキレイなのは冬とはいえ時間が立っていないから。

指の爪がはがれている。

纏足の下女。

 

それらを確認した猫猫。

(寒かっただろうな。)と下女の遺体を悲しげに見送った。

 

その後、下女の遺書が見つかり、内容は里樹妃暗殺を企てていたと書かれてあった。

その報告を受けた壬氏、木簡の主の件もあり、何かが引っかかり納得がいかない。

猫猫を呼ぼうとしたところ、ちょうど遺書の噂を聞きつけた猫猫が飛び込んでくる。

 

自殺かもしれないが、一人では不可能という説明を壬氏たちに説明をはじめる。

 

高い城壁なのにはしごがなかったこと。

修理用の職人の足場はあっても纏足である下女では登るのが無理なこと。

つまり誰かがはしごを外した。

爪がはがれていたのは落ちてからしばらく息があったから。

 

城壁に登ったとしても自殺とは限らない。脅すなりして登らせることはできる。

 

引き続き調べる必要があると判断した壬氏の意見のもと、猫猫は亡くなった下女に思いを馳せる。

 

下女の死など、この後宮では何の意味ももたない。

他人に殺されるなんてまっぴらごめんだ。

かといって自分から死にたいとも思わない。

でも人はいつか死ぬ、だったらーー

 

猫猫(せめて飲んだことのない毒で死にたい。)

 

壬氏「何を考えていた?」

猫猫「……」

猫猫「死ぬなら、どんな毒にしようかと。」

壬氏「……死ぬ気か?」

猫猫「まさか。でも、もし私が処刑されるようなことがあれば、毒殺にして頂けませんか?」

 

猫猫「もし私が粗相した場合、処分を下すのは壬氏さまでしょうから」

 

壬氏「……ーー」(なんともいえない表情)

 

壬氏「…なぜそんなことを言う?」

猫猫「……すみません、調子にノリました。縛り首でも斬首でも文句は言いません。」(ぺこっ)

壬氏「だっ…なんでそうなる!!」

 

猫猫は平民だから、吹けば飛ぶような軽い命だからと説明するが、壬氏はこぶしを作り、そんなことはしない、と言う。

 

猫猫「する、しないではなく、できる、できないの話です。」

 

 

そして、その後、高順は火傷をもった人物を見つけたと壬氏に報告する。

柘榴宮の風明(フォンミン)。阿多妃の侍女頭であったーー。

 

完。

 

 

原作番外編 花街の薬屋

こちらは漫画ではなく短編小説です。

 

漫画薬屋のひとりごと2巻の感想

壬氏の正体が透けて見える回だった!

美麗な宦官といわれている壬氏ですが、第2巻では

  • 皇弟であること(園遊会で姿が見えない&誰も姿を知らない)
  • 真の宦官ではないこと(れっきとした男のままの可能性)
  • 皇帝のしもべであること(簪の特徴が伏線)

 

壬氏が猫猫に寄せる好意が明け透けに…

猫猫目線では「変態」扱いされている壬氏。

第1巻では「猫猫が蛞蝓を見るかのような目で見てくる」ことに悦を感じている場面もあって、「こやつ…ドM気質なのか?」と思わせる場面もありつつ、「使える存在」と陰で企むような姿も見せていましたが、ここにきて急に「猫猫LOVE」的な行動が明け透けになってきましたね!(笑)

 

李白との簪からの里帰り事件で、勘違い発動で動揺しまくる壬氏をみて、正直いつのまに底までぞっこんになったんだ!?と思わずにいられませんでしたが、やはり園遊会での猫猫の美しさが拍車をかけたのでしょうか。

 

まとめ:壬氏の思いは猫猫に伝わるのか?

薬と毒のことにだけときめいている猫猫が、壬氏にときめく時がくるのでしょうか?

客観的に冷静に観察できる猫猫がこの状況を冷静に分析していない点が腑に落ちないといいますか、にぶちんといいますか……やっぱり自分のことはよく分からないってことなのかもしれませんね!

それでは!

 

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