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天気の子|陽菜の父がいない理由は?登場・存在しない原因について

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映画「天気の子」のヒロイン・陽菜は、冒頭で母親との死別を思わせるシーンがあります。

陽菜は弟の凪と2人きりで生活をしていますが、そこには一切、父親の存在・面影がありません。陽菜たちの父がいない理由、また登場どころか存在しない原因についてを考察しました。

【天気の子】陽菜の父がいない理由は?

映画・小説ともに陽菜の父の情報がない

映画「天気の子」で陽菜と凪の2人生活、母親が重病のようなのに父の存在もなく、陽菜たち自身も父親に頼ろうとしないし、父のことを話さない、画面上からも父親の存在が匂わされることはない…

ここまで徹底して「父親がいない」状態の作品も珍しいのではないでしょうか?

陽菜の両親の離婚説

まず思い浮かぶのが、両親が離婚して離れ離れになってしまったこと。

しかしそれであるならば

  • 親権が父親になる
  • 父親を頼る行動に出る

といった場面、設定があっても良いのに一切ありません。

よほど酷いダメ親父(DVやアルコール依存症等の問題)で頼れるどころか話題にも出したくない、ということもありそうですが、仮にそうだとしたら陽菜や凪がもう少し大人の男性への対応や関係性(夜の商売のスカウトマンほか)をこじらせていても…とも考えてしまいます。

陽菜の父親との死別説

また陽菜の父親がすでに何らかの理由で他界しているとしても、母親も他界してしまい、こちらも話題にしなさすぎるのもあまりにも不自然です。

陽菜の母親・未婚の母説

陽菜の母親はシングルマザーの中でも「未婚の母」だったのでは?という可能性です。

ネタバレになりますが、陽菜は中学生で15歳、弟の凪は小学生で10歳です。

未婚の母として2人を生むのには無理な年齢差・設定かもしれませんが、今の御時世、そういうことがあってもおかしくはありません。

もともと父親が誰なのか、子どもたちは知らないので父親はもとからいないので話題にもならないという点においては、一番自然な流れなのでは?と考えてしまいます。

ただ、陽菜が「天気の巫女」であったことから、母親も「天気の巫女」であった可能性はとてつもなく高いです。

天気の巫女の決まりごと、掟が明示されてませんが、巫女といえば昔は「未婚の女性」に限られた職業でした。そういった観点から、駆け落ちや叶わぬ恋愛の末に未婚の母の道を選んだ可能性も…。

【天気の子】陽菜の父が登場・存在しない原因

「作品の都合上」「アニメだから」としかいいようがない部分もありますが、なぜここまで陽菜の父親に関しては徹底して存在すらいない状態になったのでしょうか?

フォーカスを当てる部分ではなかったため?

陽菜の父親がどうであろうと、父親がいないことが全てで、物語には一切関係がないために父親の存在・エピソードを一切排除したと考えられます。

しかしながら、

主人公・帆高がお世話になる大人、須賀は親権を奪われた父親という設定です。

また映画の作中では語られてませんが、帆高の家出の理由は父親との確執(ケンカ)でした。

「天気の子」において「父親」の存在はクローズアップされてもよい部分でありながら、陽菜の父親に対しては一切触れないという不自然さはなんなのでしょうか?

 

帆高の世界観が陽菜にも反映されているから?

主人公・帆高の視点、成長がメインになるため、陽菜の父親も無視された形になったのだと考えられます。

一体どういうことか?

帆高の設定として、島の暮らしの中で父親との確執(ケンカ?殴られた?)で家出をして東京にたどり着いた背景があります。

つまり「父親と向き合わずに逃げた、無視した」状態です。

「父親がいない世界」

その状態が陽菜を通じて表現されているのでは?と考えられます。

まとめ:天気の子は陽菜の父親は一切関係なし…

陽菜の父親の存在は、たった一言、たった1つのセリフで片付けることもできたはずです。

「父も他界したんだ…」

「あんな男、父でもなんでもなかった」

などなど…でも、それすらを一切しなかったのは、映画では帆高の家出の理由である『父親』を帆高自身が回想しつつも無視したように、陽菜の父も無視していたのかなと思います。

 

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