テスラノート|ニコラ・テスラとは?実在の人物モデルやエピソードについても
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漫画『テスラノート』の題名にもなっているニコラ・テラス。作中に出てくる天才科学者ですが、実在する人物で同じように天才科学者・発明家として知られています。
ニコラ・テラスはどういう人物なのか?モデルとなった実在人物のエピソードなどをまとめました。
テスラノート|ニコラ・テスラとは?
テスラノートの作品内では、ニコラ・ステラは1856年クロアチア生まれの科学者として紹介されています。
実在の人物ニコラ・テスラについて
基本情報・血液型は?
1856年7月9日に、オーストリア帝国(現在のクロアチア)生まれ。
「テスラ(T)」という、現在最も一般的な(単位面積あたりの)磁束密度の単位にもなるくらい、科学・世界に貢献した人物です。
またニコラ・テスラの血液型は最近になりO型と判明、確定したようです。
生い立ち
テスラはオーストリア帝国で生まれ育ちました。
父親はセルビア正教会の司祭をしていたミルティン・テスラ。 祖父の名前もニコラだったようで、名前は「ニコラ」と命名されたようです。
哲理的に思考する父と、便利な道具を発明する母の間で育ったそうで、幼少期より数学に秀でていたとされます。
テスラが12歳の時、7つ上のお兄さんが謎の死を遂げたことをきっかけに、数々の恐怖症や強迫観念にも悩まされています。
大人になってからも幻覚や幻聴は続き、ひどく潔癖で、人の髪の毛に触れない等、細かなマイルールにたくさん縛られていたようです。
1870年神童テスラは15歳になり当時地方一の名門 カルロバッツの高等実科ギムナジウムに入学。 学校では数学、物理、化学を中心に講義が編まれていました。
テスラが一番影響されたのは、巧みな電気の実験で生徒に 人気のあった物理のマルチン・セクリッチ先生で、離れ業にいたく感動したテスラは、今後はすべてを電気の研究に捧げようと決意。
1875年19才のテスラは奨学金を受けてオーストリアのグラーツにある 名門の工科大に入った。目標を最短距離で達成するために1日4時間の 休憩のほかはすべての時間を勉強にあてた。遊びや、恋愛などは見向き もしなかったが、テスラはこの上なく幸福だった。学期末には、選択した 九科目はすべて最高点でパスした。
経歴
1870年代に学位を取得せずに工学と物理学を学び、1880年代初頭に電話と、新しい電力業界のコンチネンタルエジソンで実務経験を積みました。
グラーツのポリテクニック・スクール在学中に交流電磁誘導原理を発見し23歳でプラハ大学を卒業しブダペスト国営電信局などに就職。
1884年に渡米・米国に移住し、そこで帰化した市民になりました。彼はニューヨーク市のエジソンマシーンワークス(エジソン電灯)に就職。
ここで、直流電流による電力事業展開を構想していたエジソンに対して、テスラは交流電流による事業を提案します。 この事が有名な「電流戦争」と呼ばれる争いが始まる原因となり、エジソンとテスラは袂を別つ事となります。
交流変圧に疑問を持つエジソンはテスラが「(直流システムの)工場内施設を交流にすれば効率が良くなる」と言った事に「本当にそんな事が出来たなら5万ドルの褒賞をやる」と言ったとされ、テスラがそれを成し遂げると「あれは冗談だった」と言って報酬を渡さなかった事が決別の直接原因だったとされます。
テスラは、彼のアイデアの資金調達とマーケティングを行うパートナーの助けを借りて、ニューヨークに研究所と企業を設立し、さまざまな電気および機械装置を開発しました。エジソン社のライバル企業であるウエスティングハウス・エレクトリック社に所属したりモルガン財団の援助を受けるなどしながら出力100万Vの高圧変圧器、ラジオ・ラジコンなどに不可欠な無線トランスミッター、点火プラグ、蛍光灯などを発明しています。
そして「世界無線送電システム」という世界を無線で繋ぐ研究・実験に入りますが資金難による中断を余儀なくされます。
人付き合いが下手で奇妙な行動・言動が多かったテスラから、W・E社やモルガンが手を引いた事が原因とされています。
子供の頃から幻覚を見たと云われますが、その後のテスラの研究はオカルティックな方向へ傾いていき、その人物像はマッド・サイエンティストのような印象で現代に伝えられる事が多いです。
科学者が晩年にオカルトへ異常な興味を見せる事は多くありエジソンも「霊界電話」の研究をしていますが、テスラの場合はその奇矯な人物像からか特にそうした評価となっているのが残念ですね。
現在も使われている発明が多く有りますし、天才の人柄が常人と違う事も納得できてしまうように思えるのですが・・・。
ニコラ・テスラの子どもや子孫は?
ニコラ・テスラは生涯独身・未婚だったこともあり、子ども・子孫はいません。
テスラの兄弟姉妹は子どもに恵まれたので、兄弟たちの子孫はいます。
ニコラ・テスラの偉業・発明・研究などは?
ニコラ・テスラは天才だと言われてますが、具体的にどのような偉業を成し遂げたのでしょうか?簡潔に分かりやすくまとめました。
交流送電の基礎を作った
ニコラ・テスラはエジソンとの間に「電流戦争」が起こりました。ニコラは「交流を発明した」といわれていますが、交流を発明したのではなく「電源として交流で送電するシステム」を提唱したし、交流送電の基礎を作り上げた人物です。
交流送電とともに、遠くまで電気を送れること、電圧を容易に変えられるという偉業を残しました。
ロボットの概念を作った
ニコラ・テスラは「ロボット」という概念を作りました。ロボットそのものを作ったのではなく、「自立して動く機械を作ることが可能である」ということを世界に向けて発信した人物で、遠隔操作=ラジコンもテスラが作りました。
テスラのロボットの概念と遠隔操作によって、遠隔操作の兵器がどんどん生産され現在に至ります。
世界システム
世界システム(世界ワイヤレスシステ)とは、電力を送電線ではなく電波(地球定常波)に乗せて送ろうとしたシステムのことです。
最近また話題に昇っていて、MITでは数m離れた電球を光らせることに成功したそうです。
ニコラ・テスラのエピソードや都市伝説
ニコラ・テスラは天才科学者であるとともに、変人とも言われていました。
テスラは地震発生装置やフリーエネルギーなどあまりにも人間の域を超えたものを作っているので都市伝説化しやすいのでしょう。 「幻覚や神からのメッセージ」を貰ったりしない限り作れないと思われるほどの天才的な発明が多かった上に、みんな科学者は口を揃えて「急に頭に浮かんだから作った」と言ったりしていることからも、都市伝説化しやすい科学者の一人でもあります。
人類の発展に貢献した発明も多い分、他の人に理解されない実験も多い人物でした。テスラのエピソードを都市伝説も含めて紹介します。
カエル釣りの名人
子供のころ、カエルを観察していて、誰もやっていなかったカエル釣りの方法を見出して友達を羨ましがらせたというエピソードがあります。
さらに自分が見出したカエル釣りの方法を結局はみんなに教えてあげたといいます。
幻覚どおりの物を作ると発明になった
ニコラ・テスラの自叙伝によると、テスラ子供のころから鮮明な幻覚を見るようになり、幻覚どおりの物を作ると発明になった とあります。
さらにテスラは成人してからも幻覚を見ていたようです。
また、1870年神童テスラは15歳になり当時地方一の名門 カルロバッツの高等実科ギムナジウムに入学後に電気の研究に捧げようと決意したその直後、大流行のコレラにかかってしまいます。奇跡的に死は免れたものの意識が遠のくような衰弱に襲われてました。父親はテスラの枕もとで必死に励ました時に「僕に電気の勉強をさせてくれれば治るよ」と小声でつぶやき意識を失いました。父は必死に「ニコラ、いっちゃいかん、おまえは、偉大な技術者になるんだ」と叫ぶとニコラの顔に笑顔が浮かんだ。間もなくテスラは病気が奇跡的に治ったというエピソードがあります。
異次元世界に行く実験
テスラは Plus Ultra のメンバーとして異次元世界に行く実験をしていました。
最初の実験がツングースカ事件。 後にフィラデルフィア実験を行いますが有人での実験に反対したのでやられて、ノートを奪われました。
引き継いだのがノイマンのバミューダトライアングルでの実験。
恋人と別れた理由は真珠のネックレス
テスラは生涯独身でしたが、恋人はいました。
しかしテスラは子どもの頃から「丸くてつるつるしたもの」が大嫌いで、彼女が真珠のネックレスをつけてきた事に恐慌して二度と会わなくなってしまったそうです。
数字の3に拘り続けた理由
テスラは異常なほどに数字の3に強いこだわりをもっていました。
3の数字にこだわる理由・原因は、テスラはアスベルガー症候群を抱えていたともいわれています。
テスラコイル
「テスラコイル」とは高周波/高電圧を発生させる共振変圧器のことで、テスラが作り上げたものです。
テスラコイル実験では 高周波のため感電しない様子がテスラ自身の姿写真で見て取れます。ただし正確には、感電してるのですが感じないくらいの微弱な電流が流れています。 ニコラ・テスラは電波によって世界中に情報とエネルギーを供給できないかと考えていたため、テスラコイルの実験を行っていました。
宇宙人と会っていた?
ニコラ・テスラは Kondroskanと呼ばれる人間型宇宙人と会っていたといわれていて、ルーズベルトと宇宙人の会見の仲介をしたといわれます。
「宇宙人をはじめ多くの秘密に関係しているのであまり有名になられては困る人物」とも言われていて、テスラはオカルト系や都市伝説系の中でも有名な人物でもあります。
ニコラ・テラスのおすすめ文献や書籍
ニコラ・テスラ 秘密の告白 世界システム=私の履歴書 フリーエネルギー=真空中の宇宙 が面白いです。
新戸雅章「超人ニコラ・テスラ」筑摩書房
新戸雅章「発明超人ニコラ・テスラ」ちくま文庫880