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エヴァ綾波レイの正体は?碇ユイのクローン人間との関係性・量産化の理由も

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『新世紀エヴァンゲリオン』の中で特に人気の高いキャラクターの一つである綾波レイ。

作品未視聴者でも、テレビの広告や街中の宣伝、スマートフォンゲームのコラボなどで一度は顔を見たことがあるかもしれません。

今回はそんな綾波レイについて、彼女が碇ユイのクローン人間であるかどうか、そしてその関係性や量産化の理由について詳しく掘り下げていきます。

エヴァンゲリオン綾波レイの正体は?

綾波レイは、エヴァンゲリオン零号機のパイロットとしてTVアニメおよび映画シリーズに登場します。

14歳であり、主人公の碇シンジと同じ第三新東京市立第壱中学校2年A組に在籍しています。

彼女の性格は基本的に寡黙で感情表現が控えめな傾向があります。

このため、レイ自身がそうしたつもりはないにもかかわらず、物語初期ではシンジに対して冷たい態度を取ることがあり、

性格が真反対のアスカには良く思われておらず、彼女との関係が険悪な場面も度々あります。

しかし、TVアニメと映画シリーズのどちらも、碇ゲンドウに親近感を抱いている描写があります。

特に、シンジがゲンドウを非難した際には平手打ちをするなど、感情を爆発させる場面も見受けられます。

シンジとの関わりを通じて、感情表現が次第に芽生え、自分の意志がより明確になったり、他者(シンジ)のために行動する姿勢を見せ、

物語が進むにつれてますます魅力的なキャラクターとして成長し、多くのファンに愛されています。

正体は碇ユイのクローン人間?

結論から言うと、綾波レイは人工的に創られた存在であり、クローン人間と言えますが、厳密に辞書的な意味でのクローン人間ではありません。ざっくりとした理解でクローン人間とみなしても問題ありません。

もっと詳しく説明しますと、レイが人造人間として生み出された背景には、エヴァンゲリオン初号機の制作が関係しています。初号機の製造が完成した際、その接触実験のためにユイが初号機に搭乗しましたが、実験は失敗し、ユイは初号機に取り込まれてしまいました。ユイを救うため、ユイの夫である碇ゲンドウはサルベージ計画を試みますが、これも失敗に終わります。しかし、サルベージの過程でユイの情報(遺伝子や肉体)は得られました。

そして、このユイの情報と肉体を元に、第一の使徒・アダムの遺伝子と組み合わせて綾波レイが創り出されたのです。そのため、レイの肉体はユイのものではなく、アダムの遺伝子も混ざっています。辞書的な意味でのクローン人間とは異なりますが、エヴァを楽しむ上で細かい設定に詳しくなくても問題ありません。ざっくりとした認識としては、ユイのクローンとして理解しても構いません。

 

レイは人間ではない?

レイは人造人間であり、クローン人間であるため、通常の人間ではありません。

そのため、感情表現が限られており、基本的には無口で無表情なキャラクターとして描かれています。

クローンや人造人間と聞くと感情が欠如していると考えるかもしれませんが、庵野秀明氏によれば「レイは感情の表現方法を知らないだけ」であり、実際に初登場時には自身の怪我の痛みを感じていました。また、物語の進行とともにシンジとの交流を通じて、自らの感情や意志を確立していきました。

ただし、製造段階で個体としての情報が抹消され、クローンで親なども存在しない背景を考慮すると、通常の人間であれば親や身近な人との関わりを通じて感情を発展させる過程が欠落しているため、感情をどのように表現すれば良いかが理解しづらく、無口で無表情という一面が理解できる要因となります。

個人的にも以前は感情を表に出すことが少なかったので、感情の成長を通じて涙する経験があります。

 

第2使徒リリスの魂を注入したため

前述の通り、レイは人造人間であり、初号機とユイの接触実験が失敗したことにより、ユイを救えなかった背景から生み出されました。

この過程で、ユイの遺伝子と肉体、そしてアダムの遺伝子を組み合わせ、器としての肉体が創り出されました。

ただし、この肉体だけでは中身である魂が空虚であるため、そこにリリスの魂を注入して生命活動を可能にし、その結果が綾波レイという人造人間です。

もちろん、人造人間であるためには利点と欠点の双方が存在します。

まず利点として、レイの肉体が損傷が激しく再機能が見込めない場合でも、クローンとして量産された肉体にリリスの魂を再度移植することで、何度でも活動可能となります。

欠点としては、肉体が損傷して使用不能になった場合、別の肉体に魂を移植することが必要となりますが、この際には記憶は引き継げますが、当時の肉体が経験した感情を引き継ぐことはできないという点です。

劇中ではレイが入れ替わった際、シンジはレイの態度の変化に戸惑い、拒絶の感情を抱いていました。

 

綾波レイと碇ユイの関係

レイとユイの関係性

レイとユイは物語上、直接的な関係はありませんが、レイの誕生においてユイが関与しており、間接的なつながりが存在します。

綾波レイという名前もまたユイに由来しています。ユイの旧姓が綾波であり、ユイとゲンドウは子どもが生まれた場合、男の子なら「シンジ」、女の子なら「レイ」という名前を考えていたことが描かれています。このことから、ゲンドウがユイに対する感情から、彼女の旧姓と女の子の名前を選んだ可能性が考えられます。

さらに、シンジを守るといった共通の目的がレイとユイに存在します。物語の中で、レイは「碇君がエヴァに乗らなくてもいいように私がする」「私が碇君を守る」と発言しており、ゼルエル戦では初号機が活動限界に達した際に、ユイの意志を反映させて初号機が再び活動し、ゼルエルを倒すなど、彼女たちはシンジを何としても守るという強い意志を抱いています。

レイがユイの遺伝子を持っているため、シンジとの交流を通じて感情が芽生えたのは確かですが、無意識のうちにユイの思いが影響していた可能性も考えられます。

レイの量産化・大量生産の理由

綾波レイは人造人間であり、彼女が活動不能になると、次のレイが登場するなど、物語を通じて3体ほど入れ替わりがありました。

初めの1体目はネルフの技術開発班の赤城リツコの母・ナオコによって絞殺され、2体目はシンジが出会ったレイであり、3体目は2体目のレイが使徒との戦闘で損傷したため、新たに投入されました。

作中にはレイの肉体が無数に液体に浸かっているシーンもあり、これが入れ替わる様子を示唆しています。

では、なぜレイは量産されているのでしょうか?

最も大きな理由は、ゲンドウがユイと再会し、人類補完計画を遂行するためには、リリスの魂が必要だったからです。リリスは生命を生み出す力を持っており、人類の祖であり、地球上の生物の起源です。

しかし、人類がこれまで使徒を対象にした試みを行ってきた結果、セカンド・インパクトなどの混乱が生じており、使徒の能力をコントロールするためには、人間による制御が可能な装置が必要でした。そのため、リリスの魂を宿しているものの、コントロール可能な人造人間(レイ)として彼女を創り出したと考えられます。

その他の理由として、エヴァのパイロットは貴重であるため、クローン人間であれば量産することで、何度もエヴァを利用できる利点がありました。また、ゲンドウはユイに会いたいという思いから、一つの不備があった場合に替えがきかないデメリットを避けるためにも、量産を行った可能性があります。

 

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